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熱闘!全裸体育祭
【教師 官能小説】

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第20話 『大玉運びに棒倒し』-1

第20話 『大玉運びに棒倒し』



 プログラム8番の『騎馬戦』が終了した時点で、ここまで進行表通りに1時間が経過した。 仰向けになって尻を掲ている生徒会長の『椅子』は、校内椅子コンテストとやらで優勝しただけあり、中々座り心地がいい。 ただ、観戦する合間に会長の様子を伺うと、背中や肘に小石が喰いこんで痛々しくなる。 長い時間同じ姿勢を保つのが大変なことも、南原は良く分かっている。 

「もう少し視線をあげたいので、椅子の高さを変えましょうか」

 立ち上がり、足許に声をかける。 生徒会長は即座に反応し、今度はうつ伏せに寝そべった。 そのまま背中を海老ぞりに反らし、高々と剥きだしの尻を掲げる。 さっきの尻の位置より20センチは高いだろう。 

「宜しくお願いしますね」

 パンパンと砂埃を掃い、南原は会長の尻に腰を下ろした。 尾骶骨(びていこつ)が浮かんでいて、さっきよりは尻クッションが薄く座り心地は劣るものの、高さに関しては申し分ない。 さて、と南原は思う。 当分続く団体競技。 見やすくなったところでじっくり観戦するとしよう。

 プログラム9番。 全グループによる『大玉運び』 

 騎馬戦終了と同時に、応援席から全グループが走ってくる。 グラウンド外周に沿って少女達が一列に並ぶ。 中央には3色のフラフープが1つずつ並び、上にはクラスカラーに染まった直径2メートルはあろうかという巨大なゴムボールだ。 

 競技開始を告げる空砲が鳴った。 各クラス代表の4名がフラフープに駆け寄る。 生徒は尻だけでボールを支えるべくボールの四隅に尻を密着させると、ゆっくりボールを尻に挟んで起きあがった。 そのまま尻をスリスリしながら列に戻り、大玉運びがスタートする。

 1人が尻を離し、ボールの下に四つん這いで潜ると、

 ポーン。

 真下から尻でボールをトスした。 上半身を折り畳んで尻が真上にくるようにスタンバイした少女たちの列に、ボールが乗る。 後は尻トスの連続だ。

 ポーン、ポヨンポヨン、ポーン。

 ボールの勢いを殺さないように、またボールが逸れないように、ちょうど尻の谷間がボールに接するよう心掛けて尻を突く。 手でも難しい大玉運びというのに、少女たちは見事1列でボールを回していた。 グラウンドを一周した大玉は、最初にボールを運んだ生徒がキャッチする。 当然、手は使わない尻キャッチだ。 スッポリと尻で作った輪にボールを尻収め、次々元のフラフープにボールを尻運び、そっと尻置く。 全裸の尻がプリプリとボールに合わせて上下する様子を見ながら、今までみた競技の中じゃあ一番長閑(のどか)だ、と南原は思った。 




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