投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

オメガ3
【SF 官能小説】

オメガ3の最初へ オメガ3 2 オメガ3 4 オメガ3の最後へ

秘法-2

「え、土曜日?……うん、わかったよ。」
美妃さんはレスリング部で全国大会に何回も出ている、メチャクチャ真面目そうだし、気も強そうだが 丸顔でかわいい、そんな人が年下のこんな頼りない俺の何処がいいのか分からないが、好かれるのは悪い気はしない。
デートはしても、付き合うかはわからないし、まあいいだろう。部屋にかえって、呪いの護符をペンダントに 彫りこむ、小型の錐でカリカリとしっかり掘った、明日が楽しみだ。
しかし姉も、真凛ちゃんも護符も無いのに俺の心が読めるとは、俺は顔とか態度に出過ぎるのか、ひよっとして、羽淵も俺をからかってるのかなぁ。
こんな護符の事を姉に話したら、バカにされるだけだ、どっちみち言わないが。
ドキドキしながら、その夜は寝た。

朝、ペンダントを着けてからロングティシャツを着て学生服を着た。
「行ってきまーす。」「おはよう。」真凛ちゃんだ。
心を読もうと思ってないのに、頭の中に真凛ちゃんの声が入ってくる。
孝太郎の事が好きで、自分の方を見
て欲しい気持ちが、ドーンと入ってくる。
「おはようございます。」
満智子さんだ。心を読もうとしたが恐くなって止めた。
真凛ちゃんがお母さんに対して嫉妬しているのが分かる。
ちょっと真凛ちゃんを からかってみたくなった。
「危ないから駅まで、手を繋いで行こうか。」
真凛ちゃんの叫び声が頭の中に入ってくる。
「嫌だ、恥ずかしいもん。」
「いいから、はい。」
強引に、手を繋いで歩きだした。
嬉しい声が、聴こえる。顔を赤くして、下を向いてる。
駅に着くと、真凛ちゃんの同級生達に手を繋いでいるところを見られてから、あわてて離れた。「じゃあね、友達と行くんだろう?」
「うん、行ってくるね。」
同級生の所に走って行った、女の子達からキャーという叫び声が聴こえた、冷やかされている、チラッと孝太郎を見て、嬉しそうに笑ってる。
同級生の子達も孝太郎に向かって、手を振っている、まだ幼くてかわいい。
孝太郎は、実感していた、心が読めるということは、行動が大胆になるし、決断が早くて試したくなる。
しかし真凛ちゃんは読もうとしなかったのに、自然に入ってきた、どういう事だろう。
学校に着くと、羽淵がニヤニヤしながら座っていた。「どうだった?」
「お姉のペンダントに掘ったよ、今朝なんだよ、近所の女の子の声が、いきなり入ってきたよ。なにもしてないのに。」
「そんな事は俺は無いから分からないよ、人によって感度は違うだろうな、機械じゃないからな。」
「でも、行動が変わるな、自信が持てるよ。」
「だろう、実はな 俺もおかげで、童貞、卒業したよ。」
「えー!そうなの?ヤったなぁ、おめでとう、どうだった?」
「やっぱり最初は年上がいいな、ワケわからんうちに終ったよ、スゲー気持ちいいぜ、ヌルヌル!ギャハハハ。」
「いいなあ、俺も頑張るわ。」
「お札のおかげで、びっくりするぐらい上手くいくよ、ありがたいなぁ。」
「うん、ホントにありがとう、じやぁな、クラスにもどるわ。」「どうだった?」
「お姉のペンダントに掘ったよ、今朝なんだよ、近所の女の子の声が、いきなり入ってきたよ。なにもしてないのに。」
「そんな事は俺は無いから分からないよ、人によって感度は違うだろうな、機械じゃないからな。」
「でも、行動が変わるな、自信が持てるよ。」
「だろう、実はな 俺もおかげで、童貞、卒業したよ。」
「えー!そうなの?ヤったなぁ、おめでとう、どうだった?」
「やっぱり最初は年上がいいな、ワケわからんうちに終ったよ、スゲー気持ちいいぜ、ヌルヌル!ギャハハハ。」
「いいなあ、俺も頑張るわ。」
「お札のおかげで、びっくりするぐらい上手くいくよ、ありがたいなぁ。」
「うん、ホントにありがとう、じやぁな、クラスにもどるわ。」家に帰ると、お姉がもう帰っていた。
「あんた、明日、おしゃれしなさいよ、美妃、気合い入ってるよ。」
「どうして美妃さんにこだわるの。」
「友達だからよ、あんたも自分の力で あんな美人の彼女、できっこないから感謝しなさいよ。」
体重の事を言うと、こてんぱんにいわれそうで止めておいた。
「あんた、美妃の体形を気にしてるの?」
お姉は人の心が読めるのか。
「い、いいえ気にしてないです。」
「なによ、気にしてるんだ、そんな人間だったの。」「気にしてないって言ってるじゃん、かわいいって言ってるのに。」
「そう、それでいいの、私が、服 選んでやるからね。」
勝手に部屋に入ってきて服を選んでいった。
少し気が重い、初対面ではないが、恋愛対象としては 見てなかった。明日が恐い。

改札を出ると、美妃さんが立っていた。今までのジャージの上下とはちがって、ハイヒールを履いてる、黒いストッキングに黒いミニスカートだ、薄手のニットのトップスの編み目が伸びて巨乳を強調して、セクシーだ、そこに目がいってしまう。この雰囲気は高校生には無理だ。メイクは薄いが、ふっくらしてかわいい。
いつもより目が大きいし、唇がグロスでプルプルだ。
「こんにちわ。」
「うん、こんにちわ、友美が無理やり決めたでしょう、ごめんね。」
「いえ、お姉に言われて、嬉しかったです、本当にボクでいいんですか?」
少し声が上ずってしまった。
「恥ずかしいけど、最初会った時から気になって、最近は……もう。」
俺の事をオナネタにしているみたいだ。
その波動で勃起してきた。
「映画まで時間あるから、お茶します?」
「そうね、いいわ。」
ごく自然に手を繋いで、カフェに向かった。
柔らかいシットリした手がドキドキする。
少し濡れたのが伝わってくる、シヨッキングな感覚だ。


オメガ3の最初へ オメガ3 2 オメガ3 4 オメガ3の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前