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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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第2の犠牲者-4

片桐が絡んでくれたお陰で少し緊張が解れたような気がした。マギーは一度深呼吸してから再び話し始めた。
「今回の被害者は昨日の現城南市長である佐川明子氏と、今朝方の被害者である元城南市長の梶原博之氏の秘書、小淵愛子氏の2名です。同じ城南市長がらみの事件ですが、関連性はまだ分かっておりません。特に佐川明子氏は先日市長に当選したばかりとあり、それを良く思わない者の犯行かも知れないし、個人的な恨み、もしくは市政自体を面白くなく思っている者による犯行の可能性もあります。もしくはただ単に美人であるからたまたま狙われた可能性もありますが、犯行声明文によると悪事を正すといった記述もある為、選挙や市政において何かしらの悪事を働いた可能性もあります。まず初動捜査として佐川明子と小淵愛子の身辺を捜査し、最近何か変わった事がなかったか、もしくは何か不正を働いた可能性はないのかを洗います。同時に前市長の梶原博之の身辺も捜査して下さい。捜査一課は梶原博之を、城南署は佐川明子を、城北署は小淵愛子の捜査に当たって下さい。城東署の方はそれぞれの現場で目撃情報を当たって下さい。同時に現場付近の監視カメラの映像を提供してもらい持ち帰って下さい。中垣さんに解析してもらます。城西署の方は被害者2人の事情聴取をお願いします。私は城南署の方と一緒に市役所へ行き捜査に当たります。では早速捜査に向かって下さい。」
マギーの指示に従いそれぞれの捜査に散って行った刑事達。現場の中には女性刑事も多くいたが、みんなマギーを憧れの目で見ていた。

「かっこ良かったよ、マギー♪」
茶化してくるのは華英だけであった。
「あー、緊張したー。」
華英の運転する車の助手席で一気に脱力するマギー。とりあえず無難に終わり一安心だ。
「やっぱ大きな事件になるのかなー。」
「上原さんが直々に指示してきたって事はそう言う事よ。まだ序の口のような気がする。今の所城南市で収まってるけど、どんどん飛び火して行きそうな気がするわ…。」
「しかし何者なんだろーねー、Revolutorって。ピンクローターじゃないんだから♪」
マギーは下ネタを軽くスルーする。
「分かんないけど、そい言う奴らって大抵大義を語って世の中を混乱に陥れてそれを楽しむ愉快犯なのよ。堂々と表に出てきて戦えない臆病な奴らよ、きっと。捕まえて見たら意外とガキだったりするかも知れないしね。自分らを正義と信じる悪が1番タチが悪いのよね。」
「でも早く捕まえないと面倒になりそうね。」
「確かに。」
そんな会話をしている内に2人は城南市役所に到着したのであった。


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