7月9日(月)-1
いつもと同じ時間のいつもと同じ車両の電車に乗った。
顔ぶれはほぼ決まっているから、同じはずなのに、車内の風景が違って見える。
今までは可愛い女の子しか目に入らなかったけれど、今日はどうしてもオジサンに目がいってしまうからだ。
不自然にならないように、コリをほぐすように首をグルグル回すと、あるオジサンが目に入った。
確か、同じ駅から乗って、同じ駅に降りる人だ。
なぜか覚えていた。
自分の父親よりも年上かもしれない。
あのオジサンのスラックスの中身はどうなっているのだろうか。
蒸れて臭くなっているんだろうか。
思わず想像してしまって、電車内だというのに、自分のパンツの中身がまずいことになってきた。
あのオジサンのチ〇ポをしゃぶりたい、その思いは、電車を降りても、授業中でもずっと頭の中を支配していた。