朝-1
『 タクミ君 』
「 ん ? ? 」
翌朝の5:30。
2人はセックス後、眠った。
タクミはいつものように
すぐに眠ってしまったちづるに
パジャマを着せてあげた。
その後でタクミも眠ったが、
眠りが浅かったようだ。
スマホのアラームが鳴る前に
目が覚めた。
机の上の時計を見ると、
まだ朝の5時だ。
同じベッドで寝ていた
隣のちづるを見ると
身体を自分の方に向けて
うずくまって寝ている。
1度頬っぺたを撫でてみた。
だが眠りは深いらしく
全然気がつかない。
タクミは枕の横に置いてあった
自分の青いスマホを持つ。
ベッドの上で仰向けに寝ながら
スマホでネットを見始める。
「、 、 、 、。」
婚姻届
あ、 あと
ちづちゃんは何月になったら
再婚できるんだっけ、、。
タクミはネットの検索ワードに
言葉を入力しながら
自分達の結婚について調べ始めた。
しばらくスマホを見ていると、
ちづるが自分の
名前を呼んだ気がした。
「 ? 、、、ちづちゃん?」
?
寝てる 、、よな
タクミは寝てるちづるを
じっと見る。
ちづるは、
羽根の掛け布団を足の間にはさんで
布団を抱き枕のようにして
眠っている。
ちづるは深い眠りの中、
夢を見ていた。
☆☆☆
夢の中では、
昨日のセックスの後だった。
ベッドの上で2人とも裸だった。
イくのが怖いと言った後の
続きの夢でちづるはまだ泣いている。
泣いているちづるに対して
タクミは優しく抱き寄せる。
ちづるは思わず
タクミの上に乗り、
タクミの胸で思いきり泣いた。
「ちづちゃん、、、
もう 大丈夫だよ。 」
「 んっ 、、〜〜っ
タクミ君 あたし
〜〜っ ぅっ 」
「、 、、ちづちゃんさぁ、
一人で、する時、、、」
「 ぇっ ?」
「俺の、、シャツとか
使ってるでしょう? 」
「 、っ!? 〜っ っ 」
なんで 、、!?
いつ バレたの !?
「 あ。 ちづちゃん
これ、、、 夢だよ? 」
「 ぇ、? ? 」
「これは、夢。
だから何言っても大丈夫だよ。」
「 っ!? 〜っ ?
ゆめ? 、、本当? 」
「 ふふ、、、うん 」
タクミは自分の上に乗っている
ちづるを撫で始める。
ちづるはすぐにタクミの手に
反応して、少しづつ
喘ぎ声を出してゆく。
「 ぁっ、、 〜っ はぁ
っ はぁっ、、ん んん」
「なんで、、エッチでイくのは
怖くなっちゃうのかな〜〜??
一人でする時も、、、
ちゃんとイくでしょ? 」
「はぁっ、、 ん んっ
だって、、一人の時は 」
「ん?」
「一人の時は、、、 〜っ
イくのは1回、だから っ」
「 ! ぇーー?
回数の問題? 」
「、 、ん 多分 」
本当に 夢なのかな
「 、 、、タクミ君 」
「 ん?」
「ぁの、、 あたし
〜っ 、、 」
「なぁ〜に〜〜? 」
「 〜っ これ、本当に
夢 だよね? 」
「 うん。
だから大丈夫。
何でも言って? 」
「〜っ 、 、、、。
本当は、、あたし
タクミ君とだと
ぁの、、前は、、、。
昔、とかは 〜っ
そういう感じじゃ
なかったんだけど、、、
タクミ君とだと、 、
毎日でも 〜っ ぁの ね?
っ、、 したいの 」
「 ん? 何を? 」
「 ! 〜っ、 、、
ぇ 、と 」
「、、、ふふっ ちづちゃん
顔 真っ赤〜
分かるよ。
エッチ。 だよね? 」
「 ん、 、、うん 」
ちづるは真っ赤になりながら
頷く。
タクミの上に乗っている
体勢のちづるは、
掛け布団で胸を隠そうとした。
それを見てタクミが言う。