予感2-4
部屋に入ると
2人はベッドに座った。
豆電球だけがついている。
ちづるの手を握ったまま、
タクミはキスをする。
ライトグリーンのパジャマの
上から胸を触る。
ちづるが言う。
「 、 っ、
エッチ 、 、するの?」
「 ん? 、、うん。 」
「 、! 、、〜っ 」
「 ? ぁ 生理?」
「 ぅうんっ! それは、、
違うけど 、、、 」
「 ? じゃー何?
あんま、したくないとか?」
「、、〜っ
そうじゃないけど、、 」
「 、? 、 、、、、。」
タクミの目がじっと
ちづるを見つめ、答えを求めている。
ちづるが言葉を探しながら言う。
「 、 、、だって、、
なんか 最近、
タクミ君元気なかったから、、、。」
「うん。
でも、もう元気。」
「、 、 、〜っ 、、、 。」
「 んーー?
俺が元気なかったから
エッチする気持ちなくなった
とか? 」
「、! 違うよ 、、〜っ、
逆だよ 」
「 ? 」
逆 ?
「 、、、だから 〜っ
無理させたら、、嫌だから
なるべく、、、
こう 色々 〜っ 、、
ウォーキングとかして
過ごしてたの 」
「 、うん。 、、、?
ぁ。
ウォーキングしたから疲れて
エッチしたくないって感じ?」
「 、 、、、、 違う。
それも、、、〜っ
逆って ゆーか、、、。」
「 、 、 、、、。」
「 、、〜っ 、、、
やっぱ いい。
なんでもない 」
「 、 、 、、、。」
あ、。
なんか 分かったかも
つまり ムラムラを
抑えるためにウォーキングした
が 。
「 ちづちゃん、、、。」
「 、、、ん? 」
「無理しなくていいからね?
俺は、ほら、、、。
前も言ったけど
エッチしてもしなくても
どっちでも大丈夫だし、、。」
『逆』って事は
余計 ムラムラしちゃった訳ね
「 ぇ? 」
「ちづちゃんが、、選んで?
ね? 」
「 、! 、、、 、 」
「、、、ふふ
悩んでんの〜?
どーーしよっかね〜? 」
「 、 、、〜っ 、、」
「 、 、 、、。
やっぱ、しよっか。
すごい、、、
したそーだし。 」
「 ! 、、、ん 」
「 ちょっ、、脱いで。
見たいから 」
「 ぇ ? 、、 ぁ 」
タクミはちづるの
ズボンとパンツをスルスルと
脱がす。
ベッドの上で
ちづるの脚をM字に拡げると
タクミは中指をアソコに、
指の第一関節だけ入れる。
その指をゆっくり上下に
動かしながら言う。
「 なんで濡れてんの?」
「 、! 〜っ 、 ん 」
「まだ、、、
なんもしてないよ〜? 」
「 〜っ 、、 、 ぅっ 」
「、 、 、、、。 」
タクミは黙ってちづるの目を見て
答えを待っている。
タクミの第一関節しか
入っていない指に対し、
ちづるは全身に鳥肌が立つ。
ちづるが言う。
「 っ 〜っ、、
エッチ、、するかもって
思ったから 〜っ 」
「思っただけでこれって事? 」
「 〜っ 、 ん んん 」
「、 、 、、
もう、、入れていい? 」
「 、ぇ? 」
「 、、入れてから、
色々、、、してあげる」
「 ん、 、、」
ちづるが頷くと
タクミはベッドの下に置いてあった
コンドームの入った
茶色のポーチに手を伸ばす。
ズボンとトランクスを脱いで
コンドームをつけようとした。
が、その手をピタリと止める。
タクミが言う。
「 ぁ。
つけた方がいい?」
「 、ぇ? 」
「、、、。
結婚するなら。
つけなくていいかなー と 」
「 ! ぁ、、
ううん、、 ぁの、 」
「 ん? 」
「 つけて ください
〜っ 、、、。」
「 、、、、、。はーーい 」
タクミは少し不満そうな顔をして
そう答えると
コンドームをつける。