与えられた絶頂-1
三十路を迎え十分に熟れた身体、夫の勃起不全によるセックスレス気味な日々、アルコールが入り自慰行為の途中だったこと、そしてこの男の巨根と性技。
本来ならば住居侵入およびレイプという重罪を犯しているこの男を憎むべきはずなのだ。しかし、このような理由に加え、男が何故か避妊具をしっかりと装着してくれること、夫が不在であること、明日の朝には必ず出て行くと約束してくれていることなどの安心感が綾子の判断能力を鈍らせていた。
武史はその白く豊満な尻肉を眺めながら思わず生唾を飲み込んだ。くびれの部分をガッシリと掴み、避妊具を装着した肉棒をゆっくりとねじ込んでいく。三度目の避妊具装着はまた綾子に口で取り付けさせたものだった。視覚のない綾子に、避妊具を確かに装着していることを実感させるためだった。
あれほど狭かった膣穴は三度目とあってか、ヌルッと巨大な肉棒を飲み込んでいった。
「い・・いけない・・。だめよ・・。抜いて・・」
ベッドの上で見ず知らずの男にバックから貫かれた瞬間、綾子はそう口にしていた。立て続けに三度目だというのに、その硬さは全く衰えることを知らない。
(ああぁ・・、聡志さんにこんな硬さがあったら・・)
綾子はいつの間にか夫のことを想像していた。夫が若い頃の硬さを取り戻し、自分を後ろから貫いているような錯覚さえ覚える。
「うおおぉっ・・。やっぱお前いいケツしてるぜ・・。たっぷり脂が乗ったこの肉の感じがたまんねぇよ!!」
背中から汚い言葉を投げかけられ、パンッ!パンッと尻肉を男の手で荒々しく叩かれる行為によって、それが優しい夫ではないことを嫌でも自覚してしまう。
「うっ!! ううっ〜〜!! いやっ・・、やめてぇ〜〜〜っ!!」
「ほらっ、もっとヨガれ! 旦那とどう違うのか口に出して言ってみろ!!」
「あぁっ・・、ああぁっ〜〜〜〜!!!」
先ほどの対面座位では子宮口を圧迫されるほどの衝撃があり苦しかったが、後背位のほうが比較的楽だった。しかし、苦しさがないぶん、ピストンされるたびにジワリジワリと快楽の波が押し寄せてくる。このままでは先ほどより深い絶頂を味わってしまいそうな予感に、綾子の全身から汗が滲み出る。
(くっ・・。大きいわ・・。それに・・。段差のところが・・、すごい・・。そんな・・、ううっ・・だめ・・)
後背位になり少しずつ余裕の出てきた綾子は、避妊具越しから伝わってくる男の一物の大きさや形をハッキリと意識するようになっていた。
「だ・・、だめ・・。それ以上入れないで・・。ああぁっ! そんな奥までっ!」
肉棒の先端がズズズッと最奥まで侵入してきた瞬間、先ほどの対面座位で最後の一瞬だけ味わったあの感覚がすぐに戻ってきたのだ。
武史のピストン運動が始まると、綾子の意思とは関係なく、その一物をキュッキュッと締めつけていく。無数の膣ヒダがもたらすその快楽に、武史がうなり声をあげているが、綾子のほうは必死で声を抑えようとしていた。
(うっ・・!? やっぱり・・、一番奥まで突かれると・・、身体が痺れるように・・!? あ・・、ああぁっ!? えっ? 何? うあぁっ!!)
その時、武史が繰り出したピストン運動の速さと力強さは綾子が体験したことのないほど強烈なものだった。腰と腰がぶつかるたびにパンパンッという音が響きわたる。そして何よりも子宮口を叩きつけられる感覚が綾子の背筋を通って脳髄へと駆け上ってくる。
(うっ・・! ううっ!! だめっ! だめぇっ!!)
目の前に火花がちらつきだした時、武史のピストン運動が停止した。綾子の全身からはジットリと脂汗が噴き出し、荒い呼吸を繰り返す。
「おい、後ろもいい感じだぜ・・。抱き心地がたまんねぇ・・。思ったよりムチッとして、このままどっぷり射精して種付けしたくなる身体っつうか、グラビアアイドルみたいな身体してるな、お前・・。人妻のくせに、奥までしっかり締まりもいい」
武史は後ろから豊乳をギュッと鷲づかみ、舌を綾子の背中に這わせていった。首筋から背中に浮き出た汗を執拗なまでに舐め取り、強弱をつけながらバスト全体と乳首への愛撫を続けていった。
先ほどの二発目は射精まで五分ほどの持続だったが、さすがに三度目となる今回は十分近く膣内で持ちこたえている。
「おおぉ〜〜!! お前の穴、ビクビクしてるぞ! 気持ちいいんだろ? なあ? 動いて欲しいのか?」
男の一物を膣内に受け入れたまま身体を愛撫され、綾子の性感はこれ以上なく高まっていた。自分の意思とは関係なく、男の射精を促すように膣穴が肉棒を強く締めつける。