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元人妻との恋
【フェチ/マニア 官能小説】

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36歳の迷走-3

「結構、飲んだわ」
「お酒、強いですね。お見事です」

マスターは強い目線で私の谷間を覗いてることは知っていた。少し酔いが回った辺りからジャケットを隣の椅子に掛けて、Vネックレースの谷間を誇張するように胸を揺らしながら話していたせいもある。マスターはずっと私の胸をみながら頷きを返していた。男はそんなもんだと十分知っていた。だから好きなように覗かせて、私は遠慮なく溜まっていた愚痴を余すことなく話し終えてスッキリした所だった。

「マスター、ちょっとトイレ行きたいんですけど」
「こちらです。ご案内します」

カウターに回ったマスターは、明らかに脚元とお尻を見つめながらトイレの方向に手を差し伸べていた。

「ねぇ、今日は他のお客さんこないの?」
「まだ、営業時間ではないので大丈夫です」
「じゃぁ、する?」

マスターは目を開いて少し驚いてるようだった。ヤリたいくせに、ビビるのかしら。そう思ったけれど明らかに興奮した口調でソファーに掛け直しましょうかと話に乗ってきた。やっぱりね。まぁいいわ、ちょっと最近やってないし。私は大袈裟に酔った振りをしながらコの字のソファーにお尻を魅せるように歩いて腰を下ろしていた。ソファーはカウターからは死角になるように高い背凭れでお客を隠す作りで配置されていた。ここで語りあうお客を密室にするバーの気配りだろう。ソファーで久しぶりのエッチを待つ私の前に、マスターは真正面に座って顔を澄まして話しかけてきた。

「本当は、ダメなんですよ」
「あら。でも、おっぱい見たいんでしょ?」
「露骨ですよ。お客様」
「ここで私のお尻を触ってもいいのよ?」

誘うように真向かいのマスターに太腿を少し開いて、スカートの隙間から薄いブルーの下着が覗けるようにヒールの角度を変えて見上げて笑ってあげてみた。

「見えてますよ」
「触りたい?」

ティーシャツを捲ってブラだけの胸をはだけ笑窪で微笑んであげていた。デカイでしょ。男はこんな感じで落とせることは知っていた。あとは相手の度胸次第ね。私は更に落とすように言葉を選んで誘ってあげていた。

「ねぇ、私したいの。一回やってみる?」

Vネックレースを捲り上げて太腿を少し開いて誘う姿は、十分な挑発だと知っていた。少し緊張しながら隣に座り直したマスターは本当にいいんですか。と最終確認するように囁いていた。頷く私を認めた途端、大胆に下ブラを持ちあげ、溢れるように飛び出したおっぱいを揉みながら乳首を舐め始めていた。いいわ。それよそれ。久しぶりだわ。子供のように乳首を舐める男を見下ろしながら、撫でられてる太腿を開いて下着に誘ってあげていた。

「凄いいい匂いがします」
「ボディークリームよ」

BARのスーツに張り出した勃起に手を添えて、急かすように甘い目線で見上げて誘ってあげた。息を荒くした男はズボンのファスナーを下ろすのに手こずりながら夢中で下着に指を添わせているようだった。

「私が脱がしてあげようか?」

その場で立ち上がったマスターのズボンを下ろし、硬く振り上がった勃起を掴んで隣に座らせて長い髪を耳許に留めながら見える様に咥えてあげた。

「すごいですね。最高です」

わたしはブラを取り出してティーシャツを捲った状態で片脚のヒールをソファーに載せて濡れた下着を見せてあげていた。

「濡れて透けてます」
「ねぇ、触って。早く触って欲しいの」

咥えながら見上げて誘い、中に指を入らさせていた。下着をズラして指を入れられ、喘ぎ声が気持ちよく室内に響いていた。これよ、これ。気持ちいいわ。イカせてもらうわよ。快感にお尻を震わせながら、入れやすい角度に腰を浮かせて指先を促していた。

「そこ、そこ。イイ。イイわ」

直ぐそこに迫る痺れに備え、お尻は完全に宙に浮いていた。脚に力が入り潮が吹き出しそうに喘ぎ声は全開で叫んでいた。イイわ。そこよ、だめイキそうよ。ねぇイクッ。イッちゃう。卑猥に腰を浮かせて遠慮なく潮をソファーから吹き出してしまっていた。

「凄く上手ね。素敵。次はあなたの番よ」

SEXに備えフェラチオに気持ちを込めて揺れるおっぱいを見せつけて興奮を刺激して誘っていた。

「ねぇ。私、脱いでもいい?」

ソファーの背凭れに手を掛けてお尻を突き出して下着を下ろして誘ってあげていた。真後ろから眺める姿は堪らないはずだった。早く入れて。呟くだけで十分だった。男はお尻に両手をついて硬い勃起を挿入して声を漏らしていた。

久しぶりのSEXに私は満足していた。そうよ、これこれ。これよ。気持ちいいわ。迫る体感に興奮を任せて誘い続けていた。

「お願い、もっと突いて」

卑猥に誘って興奮を刺激してあげていた。乱暴におっぱいを掴み腰を振り続けるマスターは、もうでる、でる。と情け無い声を漏らして腰の速度を落とし始めていた。

「え、早いよ、もうちょっと頑張ってよ」

私の声が虚しく密室に響いているようだった。振り返ったマスターは卑猥に目を閉じながら、震える腰付きで勃起を抜き出してお尻の上に射精を始めてしまっていた。ちょっと、早いわよ。心の声で毒ついて収まらない興奮を宥めて見届けていた。射精を終えて我に返ったマスターは、温いおしぼりでお尻の射精を拭って下を向いていた。やっぱりあの人じゃなきゃダメね。私はあの人を思い出して早くこの中途半端な欲求を解放してもらいたい衝動に駆られていた。

「ねぇ、今日のお代は無しでいいのかしら?」
「お代は結構です。どうか内密にお願いします」

男ってそんなもんね。私は濡れた下着を履き直してカウターでメイクを塗り直し、ソファーを掃除する男を残して元の街に向かって歩き始めていた。


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