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《見えない鎖》
【鬼畜 官能小説】

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〈微笑みの裏側〉-6

『こんな契約も君は認めてるぞ?【顔、及び陰部への画像処理を行わない事に同意します】……ま、裏AVだから当たり前かあ?』

「ひう……ッ!?」


何もかも撮られたままで、“そのまま”で売られてしまう……それは目の前に並ぶ数台のカメラの向こうにいる、更に大勢の男達に全てを曝け出すのと同じだ……。


『でも心配すんな、店頭には並ばないヤツだから。未成年の無修正の裏物は闇ルートでしか売れねえから。その代わり……頭のイカレた奴しか買わねえけどなあ?』

「ッ…!!!」


闇ルートでの販売ならば、まず英明の目には止まるまい。
だが、その頭のイカレた男が購入し、その後に偶然にでも街で自分を見掛けたりしたら……?

単独で犯罪に走るかも知れないし、最悪の場合、徒党を組んでの拉致・監禁の可能性だって捨てきれない。

裕太達から身を守りたい一心で、孝明に唆されてサインをするなんて……なんという軽はずみな行動を取ってしまったのかと悔いてみても、緊縛が解ける様子は見られなかったし、男の笑みも消えはしなかった。


『先ずは元木花恋ちゃんの《歓迎会》ってコトで、君には気持ち良〜い思いをさせてやるよ。フフフッ…相手は友介や隼人みたいなイケメンじゃないけどなあ〜?』

「!!???」


パタンとドアが閉まる音が聞こえ、花恋はその方向を見た……そこには見るも醜いオヤジが三人も立っており、しかも早くも全裸になって肉棒を反り返していた……たちまちに花恋の顔は強張り、ベッドから跳ね起きようと足掻きだした……。


『あ〜、逃げようとしてるぅ。そんなに僕達って気持ち悪いんだあ?』

『若いイケメンじゃなきゃダメなんて、そんな我が儘は私は許しませんぞ?ウッフフフ〜』

『そうそう。経験の多さなら負けないんですからなあ?』


あばら骨の浮き出たヒョロヒョロのハゲオヤジと、突き出たビールっ腹が醜い白髪オヤジ、そして肉汁のような汗を早くも流す肉団子のようなデブオヤジが、いまや遅しと息を荒らげている。
その誰もが異性としての魅力など皆無で、言ってみればキモオヤジの典型のような三人である。


『腹の底から叫べよ?悲鳴でも喘ぎ声でもどっちでもイイからよぉ。泣き喚けば喚くほど興奮する奴等が買ってくれるんだからなあ?』


そう言って男はベッドから離れ、指をパチンと鳴らした。
それを合図にカメラマン達は陣形を変え、そして待ちわびていたオヤジ達が花恋の元に小走りで駆け寄る。


「やッ!?やだッ!?やだあぁぁあぁッ!!」


オヤジ達に乗っかられたベッドは揺らぎ、その周囲をカメラマンが囲む。
襲撃と撮影が始まり、花恋は言われるまでもなく恐怖に絶叫した。
唯一動かす事の出来る頭部を滅茶苦茶に振り、それに伴って黒髪は振り乱される。



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