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電脳少年の旋律
【鬼畜 官能小説】

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The shiver of kira-9



熱に浮かされたように瞳に危険な色を浮かべ、その「魔羅」の根元から巨大な亀頭までを指で辿る少年からは、淫蕩な香りが蜃気楼のように立ち上った。
飲み込んだなら間違いなく顎が外れるその巨根に少年が舌を絡めようとした時。

鋭い教鞭用の革の鞭が少年の首筋に真っ赤な刻印を穿つ。
その衝撃と稲妻のような苦痛が、少年の両手から「魔羅」を奪った。

「………キラちゃんよお、ご馳走はショーの後。人間、働かなきゃな。キラちゃんはこの魔羅がどうしても欲しい、淫乱ビッチのセックスドールだって事を視聴者のみなさんによーく判って貰うんだよ。………今日は新しいメニューがあってね。それでも欲しがったら、久しぶりに腹一杯になるまで食わしてやるよ。初めての時は公園で何回おかわりした?」

「あ……………じゅ、10回。10回も。い、いただきましたっ……凄く、凄っごく、良かった」

「今日はそのレコードを書き換えてやってもいいんだぞ?」

アッシュブリーチの髪が一房顔にかかる。その隙間から覗いたのは虚ろな灰色の瞳。
その瞳孔は飢え乾いた欲望を浮かべて光り輝く。
少年は静かに頷き、頬を紅く染めた。



照明用のブースターにゲインコントロール。その端子に二本の電極が繋がる。
仰向けになった少年の両手首と両足首には革製の拘束具。
その拘束具を重い鉛のバランサに巨漢の男が繋ぎ止めた。
少年は躯の力を抜いて、されるがままに従う。瞳を虚空に彷徨わせたまま。

電極は太さが5ミリ程、長さは100ミリ程の、赤く光る銅のロッド。
その一本が少年のまだ大きく開いた淫門に刺し込まれた時、少年は小さな叫び声を上げた。
長髪の男が電極で少年の淫門の中をまさぐるたびに、甘い声が少年の喉を揺らした。

「ん。そこかな?今んトコ、イイ声出したじゃない?」
「ここっすか」
「あああっ、あんっ……アッ、アッ、アッ!」
「そこだな。そのまま抑えてろよ」

趙はもう一本のロッドを持つと、少年の半勃ちの陰茎の可愛い皮を剥いて亀頭を露出させた。
そして、亀頭の先の尿道にロッドをゆっくりと沈める。

「………………アアアアアアアッ、それはっ、それはっ、ダメッ、そこ、すると、イキっぱなしのっ。イキっぱなしに、なっちゃうっ、トコッ」

「だからいいんじゃねえか。ケツの穴の一番感じる所とイキっぱなしの尿道。どっちも前立腺を直撃だからよ。地獄の果てまで欲しがれるかな、キラちゃん」

少年は力無く首を左右に振り、今にも泣きそうな顔をして、救いを求めるようにスタジオを見回す。天井の高い密室、完全な防音、遮断され、孤立した箱。
それが何を意味するのか。監獄に囚われているキラには痛い程良く解る。
ここで、どんな背徳的な犯罪が起きたって、全然不思議じゃない。
しかもそれは晒され、幼児性愛者の欲望を満たす。
11歳の少年の肉は、そのための極上の捧げ物になる。
これから起きる想像もつかない地獄にキラは戦慄した。

尻の穴と陰茎の先に銅のニードルを刺し込まれた少年はまるで昆虫採集の蝶。
ここは大英博物館かよ、と監督が呟く。
生け贄は用意され、サバトの始まりの予感がスタジオに漂った。

趙は勃起した怒張を晒し、少年に見せつけるようにして言った。

「魔羅が欲しいかい?キラちゃん」

少年は力無く頷いた。その表情はこれから起こる想像の出来ない地獄の予感に震え、肉体の悪魔はその「魔羅」を請い求める。不安と期待は少年の心を真っ二つに切り裂いた。

趙は撮影用のブースターに繋いだゲインコントローラーのダイアルを右に回す。
その瞬間、まるで新体操の演技のように少年の躯が跳ねた。

「××××××××××××××××××××××××××××××××××××××!」

金魚が酸素を求めるように少年の口が動いた。
瞳は裏返り、手脚が硬直して伸びきり、断続的な激しい痙攣が床を叩く。
皮の拘束具が引きちぎられそうになって鈍く軋み、手首と足首の皮が引き攣った。



電気。ああああっ、電気なんて、信じられないっ。オナカの中の、急所が、ビリビリって、凄っごいのっ。真っ白な火花パチパチって、キョーレツッ!キョーレツッ!キョーレツううううッ!
おちんちん、もの凄っごく硬くなって、硬くなるからっ、エッチな電気の棒が、め、め、めちゃくちゃ感じてイキっぱなし。オ、オ、オナカの中の急所が、気持ちいいって、キモチイイって言ってボクの肉壺からエッチなお汁が、また、また溢れるッ。肉壺が、ケ、ケ、ケツマンコがっ、欲しいって。早く早く欲しいって、疼くのっ。疼いて疼いて疼いて、気が、狂うッ!



二本のニードルから流れ出した電流は尿道と前立腺を結んで文字通り火花となった。


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