碧の聖夜-3
碧の懇願に応えた牧師は白桃のような双丘を割った。
たちまち溢れ出した蜜は、一筋の雫となって少年の内腿を流れ落ちる。
どこで手に入れたんだろう?こんな子供がアダルトショップで買い物が出来るわけがない。この少年を淫魔に育て上げた男、あるいは男たちに牧師は激しく嫉妬した。
必ずそれ以上に。逝かせて、逝かせまくって、聖なるものの偉大さを教えてやろう。
牧師は邪悪な決意を胸に秘め、怒張に力を込めた。
「……ローションとな。こんなものを仕込んでいた、と言うことは最初から肉を漁りに来た。そうだな?だから、すぐにでも欲しい。この、悪魔めっ」
「はいいいいいっ!そうっ!ほ、欲しいっ、欲しかったのっ!」
幼く華奢な肩を震わせ、欲望を告白する少年の天使の羽根のような肩胛骨を、牧師は愛おしむようにまさぐり、その背中に刻まれた傷跡を辿る。
牧師の黒い法衣とズボンが板張りの床に落ち、天を突く醜い怒張が姿を現した。
その昂まりを握った碧は、怯えるようにビクッと震え、当惑に表情を曇らせる。
「?……セ、センセ、これ。……た、逞しいけどっ!…何か、ヘンッ!」
「気付いたか?…『裁きの鎖』に」
「……な、なんか。冷たくって、ゴツゴツ、してるっ!なに、これっ?」
牧師は腰を突き上げるようににて怒張を誇示する。
碧の視線の先にある赤黒い肉棒の表面には、鈍く銀色に輝く金属が並んでいた。
そのおどろおどろしい凶悪な姿に碧は戦慄を隠せなかった。
「これは『裁きの鎖』と言ってね。君みたいなどうしようもない淫乱少年にお仕置きをする道具だよ………これはね、君の躯の奥にある、イイトコロを、思いっきり気持ち良くしてくれるのさ」
「ああっ!あそこっ!……い、イケナイとこっ!」
「ふふふふ、最初は地獄を見せてあげよう。そのうち……天国の門を叩くことになる」
碧は膝をガクガク揺らし、瞳を虚ろにして戦慄く。
「い、いいっ!………し、してっ!」
牧師は碧の小さな頭を掴むと、そのまま下に押しつけ、少年を跪かせた。
目の前の怒張は太く、硬く、逞しく、獰猛な青筋を浮かべ、その胴回りを囲むように1センチ程度の間隔で銀の大きな突起が突きだしていた。
そのあまりにも狂暴な姿に、碧は唖然として、竦む。
こんな恐ろしいものを。これはもう、人間じゃない。こんな異形の化け物。怖い。
でも。
でもでもでもっ。
すごく、いいかも。凄く凄く、凄っごく、いいかもっ。
碧は蕩けそうな、うっとりした表情を浮かべてその可愛らしい唇を開く。
ふぇらちおっ、するの。大好きなの。あん、大っきいっ、これ。この、ヘンなの、冷たいっ、けどっ!ドキドキするっ。こんなの、こんなの入れるんだ。オナカの中に。この、すっごいの、で、出たり、入ったり、するの。ああんっ、舐めるのっ!舐めちゃうのっ!
碧は誠と男たちに散々仕込まれた口技でその異形の肉塊を舐め、咥え、しゃぶり、吸う。
銀の突起は碧の口腔を穿ち、犯す。その暴力に、その狂乱に、碧は全身全霊で応える。
牧師の怒張から放出された強いホルモン臭に碧はクラクラと眩み、酔った。
「どうだ?神の肉棒の味は。救いが欲しくなるだろう?」
「んっ、んっ、ほしいっ、欲しいのっ、これっ」
「この『裁きの鎖』で地獄に堕ちたいか?そして天国に逝きたいか?」
「じ、……地獄っ?天国っ?……い、逝きたいっ、逝きたいですっ!ぼ、ボクにトドメを刺してっ!この、この、すっごいの。すっごいのでっ!」
碧は怒張を握ったままその場に崩れ折れ、救いを求めるように眉を寄せ、瞳を揺らす。欲情に潤んだまま、あろう事か可愛らしい双丘を物欲しそうに振った。
「ようし。では神の祝福を受けるがよい。腰を高く高く突き上げて待て」
「はいいいいっ!こ、ここっ、ここにっ!お、お恵みを、くださいっ!」