第9話 ナンパに捧げる清純-5
紗は真美に、ディープキスもされた。唇と乳房に押し付けられる真美の感触が、紗の意識を更に混濁させ、自分がどういう状態なのかも全く理解できないほど、興奮は高まった。ふと気づくと、股間にも強烈な快感が閃《ひらめ》いている。
しかし紗は、何が股間を刺激しているのか、しばらくの間分からなかった。分からないままに、紗は絶頂に至らしめられた。股間に快感の閃きを検出して、数秒後の事だ。混乱する意識で、前後不覚の状態で、紗は絶頂させられたのだ。
絶頂後も、股間への刺激は続いた。少し気持ちが落ち着いて、それが真美の太腿だと気付いた。真美はディープキスを繰り出しつつ、乳房に乳房を叩きつけたり擦りつけたりしながら、更に太腿を紗の股間に擦《こす》り付けて、刺激を与えて来ていたのだ。それがわざとなのか、たまたまそうなっただけなのか、紗には分からなかったが、男達の奴隷と化した真美は、彼等の指示に従って、意識的に紗を陥れているのだった。
絶頂の余韻から立ち直りつつある紗の眼前で、真美は、Cによって身体を起こされ、背後からディープに乳房を揉みしだかれ始めた。そして真美は、快感による悶えから、腰を大きくスィングさせ始めた。
紗の身体に衝撃が走る。前後に大きくスィングする真美の股が、紗の股を擦り上げて来たのだ。未だ紗は、体操服のジャージのズボンを穿いているので、下着もあわせて2枚の布越しではあるが、真美と紗は、互いのヴァギナでヴァギナを刺激し合う、貝合わせに至っているのだ。
既にジャージを脱がされている真美の股間からは、発熱した真美の体温が、生々しいばかりに紗の股間に届けられている。
もちろんこれも、偶然などでは無く、真美が、男達の指示に従ってやっている事だ。Cの眼前で、真美が紗を、レズレイプしていると言って良い状態だ。興奮と快感は、また紗の意識を漂白した。真美に、ジャージとパンティーを剥ぎ取られた事にも気付かなかった。
真美のヴァギナが、紗のヴァギナを直接刺激し始めた。真美のエネルギッシュな腰のスィングが、紗を責め立てる。真美のクリトリスが、猛烈な勢いで、紗のクリトリスを擦り上げたのだ。もう紗に、我慢など出来るはずも無かった。
絶頂する紗。だが、真美の腰は止まらない。1分ほどして、また、絶頂する紗。真美は止まらない。1分後、また絶頂する紗。
3回立て続けの、絶頂の余韻から回復するのには、かなり時間がかかったが、紗は何とか回復して来た。その時、真美が耳元で囁いて来た。
「ねぇ、紗。おちんちんをおマンコに、入れてみたくならない?」
紗の心に、雷鳴が轟《とどろ》いた。紗は、純情な処女の女子高生だ。ペニスなどは見た事も無いし、その触感など知らない。だが、バイブならば知っている。
紗は弥生に、教室でレイズレイプされ、快感に溺れた状態でバイブでのオナニーの快感を、そのカラダに刻み込まれたのだ。それ以来、毎日、同じく弥生にレズレイプされたクラスメイトとの、レズプレイを堪能する一方で、バイブで、己がヴァギナを掘削して、快感を貪り続けて来た。バイブの感触を知っている紗には、ペニスのをヴァギナに刺し込んだ快感を想像する事は、難しい事では無かった。
真美の言葉で、余りにも生々しい想像が膨らんだ。ヴァギナをペニスが貫く感触を、紗は驚異的な程リアルに想像した。回復しつつあるとはいえ、絶頂の余韻の中でのその妄想は、紗を狂わせた。
「うん。」
「そっか。紗、おじさんに犯されたくなっちゃったんだ。でもね、紗。もっと壊してあげる。」
「え?」
真美は、紗の足を大きく広げ、ヴァギナを全開にした。紗の尻の下に足を突っ込んで支える事で、ヴァギナを斜め上に向けさせ、指先で、紗の尿道を刺激し始めた。
「えええ!? あああぁっ!いやぁっ!真美、真美、ダメっ!あああぁっ!」
真美の肩を掠めるような放物線が、姿を現した。紗は、失禁させられたのだ。聖水は、真美を飛び越え、後ろへと飛んで行った。媚薬、絶頂、失禁。紗も、隷属本能発動の罠に、まんまと嵌ってしまったのだった。
「ねえ、紗。もう、私の、奴隷になっちゃいな。」
「・・・うん。」
それは、紗の完全陥落を示す、やり取りだった。
桂子は、由梨の身体に跨って腰を振っていた。ヴァギナは由梨の下腹部辺りに擦り付けられている。Dの指マンで絶頂した由梨が、脱力して仰向けに倒れた時、由梨は桂子に腕を回してしがみついた状態だったので、桂子も一緒に引き倒され、桂子が由梨に覆い被さる恰好になったのだ。
由梨は更に指マンで悶え続けた。快感を堪えようと、思わず桂子にしがみついて腕に力を込めたが、その勢いで、桂子の股間が由梨の下腹部辺りに押し付けられた。更に由梨の手は、長身の桂子の、すらりと細く伸びやかな背中を、撫で上げたり、撫で下ろしたりした。