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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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答え-1

ちづるはまだ、
色々と考えブツブツ言いながら
リビングの窓際で洗濯物を
ハンガーにかける。

それをベランダに運ぶ。
シーツも干した。

再びソファーに座る。 

紅茶を飲みながら
テレビを見つめ、
長い時間が過ぎていった。

答えが出た。


「、 、 、、
      逃げ ちゃお。 」


 時が、解決する とか っ!

 ドラマとかでもよく 言うし 


  今 外に出ちゃって 
       夜になれば 

 きっと 今より少しは

  気まずく なくなってるっ

   はず! ! 


それからちづるは
台所に立ち、朝食の準備をする。

おにぎりや目玉焼き、
その他に炒め物などを用意する。

出来上がった物をテーブルに運び
ラップにかける。

それから寝室に行き、
寝ているタクミが起きないように
静かにタンスを開けて
洋服を取り出す。

リビングで着替えを済ます。

紺色のトップス、
下はジーンズスカートに着替えると
紙とペンを用意して
テーブルでメモを書く。

その後、ピンク色のバッグから
財布を取り出す。

財布の中から鍵を取り出すと
それをテーブルのメモの上に置く。

それから脱衣所へ行きメイクをする。

髪の毛は結ばずにおろした。

パーマのかかっている髪の毛の
セットは楽だった。

壁に掛かっている時計を見ると8:40だ。

壁際に掛けてある
ベージュ色のコートを羽織り、
バッグを持つとちづるは
玄関に向かい出ていった。


***


タクミは、
9:30頃に目を覚ます。

隣を見ると、ちづるがいない。

起き上がりリビングに行く。

静かなリビングに
ちづるの気配はない。


「 、 、、 ? 」


あくびをしながら
テーブルの上の朝食とメモを見る。

メモを手に取り、
ソファーにドサッと座る。

こう書いてある。


(おはよう!
今日、洗剤が安いのを
思い出したから
買いに行ってくるね!
タクミ君も出掛けるって
言ってたよね?
鍵を置いとくので、持っててね。)


「、 、 、、洗剤 ? 」


    あ、 鍵だ 



それからタクミは
リモコンを持ち、テレビをつける。

テーブルの上の料理は
コーヒーにも丁寧にラップが
かかっていた。

ラップを取り、一口飲むと
まだ少し温かい。

テレビ画面左上の時計を見る。


「、 、 、 、、。」


   何時に 出たんだろ





黒い部屋着で
寝癖のついた髪のタクミは、
朝食のお皿のラップを外す。

ふと、昨日の事を思い出す。


「、 、 、、 ふっ 」 


   なんか マジ 
  
      園児 だったな 




 『 〜っ、、 ぅ 
  っ ぅ″ーーー エッ チ
     する ふぅっ   
  え っ ち 〜っ、、  』


      ぁーーーーーー


  萌えかった〜

 
     楽しかった〜〜 



  めっちゃ
   恥ずかしがってたよな 


 鼻血出た時なんて 震えてたし

 、 、 、、鼻血は あれか。 
  
  俺の裸、プラス、、 


『ここねーー、、この位置
  凄い眺めかもーー、、

 ちづちゃんの、、ぜーーんぶ
  見えちゃってる
    違う穴 、、、   』



     あの暗さで
  
 お尻の穴なんて
    見える訳ないのに 


    真に受けて 


      、、、鼻血  


「、、、 ふっ  〜っ、、」




タクミは朝食をもぐもぐと
食べながらテレビを見て
思い出し笑いをする。

朝食を食べ終わる。

朝のニュース番組では
今日の天気を伝えている。

コーヒーを飲みながら
ベランダにつながる窓の日差しを
目を細めて眺める。


「、 、 、 、、もしかして」


  昨日の事が恥ずかしくて
          出てった? 


    、 、 、、、っ て、

      まさかね

   今 出てっても意味ないし

  そこまで
    幼稚な事しないよな〜 


「、、、。 
    いや、、、
  ちづちゃんなら 
     ありえるかも。」 


タクミは、
ちづるを思い再びふっと笑う。

しばらくしてちづるの家を出て
隣の自宅へ戻った。


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