2回目-3
タクミは、セックスをしながら
泣き始めたちづるを
黙って抱きしめていた。
頭を抱えるようにして抱いている。
ちづるは、
目の前にあるタクミの腕に
しがみつく。
タクミの匂いが
ちづるをさらに幼稚化させる。
いけない、と、
頭で分かっていても
自分が幼稚化してゆく事を
とめられない。
子供のように、泣いてしまう。
「もぅ、、〜っ 変な ところ
いや なの
見せたく ない っ 〜っ 」
「 、!
ぇーー?
何を、今さら、、 」
「、! っ、ぅ″ーー ふぅっ ん」
そう
本当、 なんで
今に なって
こんな気持ちに
なるんだろう
「 だって、、〜っタクミ君
は、、ぅっ ぅ″
〜っ ぅ 〜っ 」
「、、、俺は? 」
「〜っ タクミ君 だけは
ぅ″ーーー、、、 ふぅっ、
ぅっ 嫌 なの 」
「、、、、。」
「変な、とこ 〜っ 、、
タクミ君 だけは
ぅ″ーーー、、〜っ 、、
嫌 」
今、 誰かに
自分の おかしいところ
笑われても いい
でも タクミ君は
タクミ君 だけは
嫌
「、、、、。」
「〜っ ぅっ ふぅっ、
ん、、 んん 」
「、、ぁ″ーーー、、、
っ、はーーー、、、
ぁーー、、気持ちぃ 」
「〜っ ? 」
「 ん?
エッチがーーー、、
気持ちぃ って
言ったの 」
ぁーーーーー
やっ ばい
なんか 顔が
ニヤけそーー
俺だけには
変なところ 見られたくない
っ て
なんか やっと
ちょっと実感
愛され 実感〜〜
、 、、、って
遅くない?
何度セックスしたんだよ
俺ら
「まぁ、、あれか、、
はーー、、、
いつも、、
早くイっちゃうもんな、俺、、」
「〜っ ? ぅっ
ふぅっ、、ん 」
「 、、体位。
変えよっか?
、、、座って 」
「 ぇ? 〜っ 」
「、、ほら、
きて 」
タクミはちづるの背中に
手をまわす。
入れたまま、2人の上半身が
起きあがり座位になる。
タクミがちづるを
愛しそうに見つめ微笑んでいる。
ちづるは
目を泳がせてタクミを見ることが
出来ないでいる。