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二人の外道2
【鬼畜 官能小説】

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A:4-2

「いだいッ! いだいいいいいッ!」
 立ち上がって苦痛から逃れようとする美衣奈をAが正面から押さえつける。押さえつけられた身体へ素早くBが備え付けられているベルトを巻いていく。両手首、両足首に両太腿、胸を上下に挟むように胴体にもベルトが二本巻かれ、きつく締めあげられた。
「ぎあぁっ、あぐッ!」
 抑え込まれ、いくつかの棘が美衣奈の柔らかい皮膚を破って血を流させる。針の先はいくらか削られていてそれほど鋭くはなく、いずれも傷そのものは浅いが、流血を伴う傷というものは心に響いて美衣奈を苦しめる。腕、脚、背中から鮮血を滴らせながら美衣奈は涙を流して悲鳴を上げる。
「痛いッ! 痛いいぃぃッ! 痛いッ! 外してッ!」
「暴れてくれちゃってー。まだまだ、地獄はここからだぞー」
 Aは棚から奇妙な道具を引っ張り出してきた。それは二枚の木板をネジで上下に留めてあるだけで、美衣奈にはその道具の用途は何一つわからなかった。
その道具は上下のベルトに絞り出された美衣奈の胸へと向けられた。隠すべき部分を布一枚で懸命に守っていたブラジャーがはぎ取られる。背中のホックを外してなどと優しいものではなく、力任せに紐を引きちぎって奪い取られた。
「ひぃぃっ、それなにっ!? やめてっ、やめてくださいッ!」
どの部位にそれが装着されるのか悟った美衣奈は半ば狂乱に駆られながら拒絶する。それをAは笑いながら無視して、無慈悲に”乳房挟み”と呼ばれる拷問具をその名の通りに、美衣奈の乳房へと装着した。
「あ……ぁ……や、やめてっ」
ネジが回され二枚の板はゆっくりとその平行距離を狭めていく。小さな体型にしては大き目で、それでも形の整っていた二つの膨らみは、締めつける力に対抗することができず、次第に、だが確実に歪な形へと変形していく。
「あ…がアッ! いだああッ! ギアアアっ! グギィイィィイイイッ!」
 ネジを一回締め、二回締め、三回締めと、回数を重ねるうちに美衣奈の悲鳴は化け物じみたものへと変わっていき、ひじ掛けに拘束された手がピクピクと震えている。ついに乳房が元の形から三分の一程度の大きさになってやっとAは手を止めた。
「お願いじまずッ! 緩めでぇッ! ご、これっ、む、胸がっ、づぶれるっ! お願いじまずぅッ!」
「へぇー、そうかいそうかい」
「お願いじまッ!……アギイイイイイィィィッ! ガグアアアアアアアアアッ!」
 Aが絞り出された頂点に力を込めて摘まむ。美衣奈の目が大きく見開かれ、拘束された身体をガタガタとのたうち回らせる。皮膚を突き破る針の数が増して血が床に点々と滴っていく……。
 本来ならば綺麗なピンク色をしているはずのその部分は、紅く充血している。根元が締め上げられて行き場を失った血液が先端へと集中していたのだ。その部位を圧迫されれば、血液は外へと活路を見出すしかない、だがそれを皮膚は許さない。激痛が美衣奈を襲う。
「お願いじまずッ、お願いじまずッ!」
「ああー? 何をお願いしてるんだぁー?」
「手をっ、手を離じでぐだざいいッ! 胸がっ、胸がちぎれっ、そうなんでずッ!」
「ふっ、確かに、そろそろヤバいからな」
 Aは驚くほどあっさり美衣奈の懇願を聞き入れて、締めあげていた乳首から手を離した。美衣奈は肩で息をしながら、涙と鼻水に汚れた顔をあげてAに恭しくお礼を述べる
「あっ、ありがとうございますっ! ありがとうございますッ!」
 本来なら礼どころか糾弾すべきことであるが、こうして必死にへつらわなくてはいけないと、美衣奈の本能が叫んでいる。


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