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《見えない鎖》
【鬼畜 官能小説】

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〈夢見る被写体〉-13

『何本作るって決めてきた?それとも半年とか一年とかの契約か?それくらいなら目を通してるよなあ?』

「だ、だから孝明さんに直接……やあぁッ!?」

『コイツ何にも知らないんだね……兄ちゃん、やっぱコイツ《嘘》をついてんだよ』


ブラジャーのカップを握って動かしただけで、何の引っ掛かりもない平らな胸板は曝け出てしまった。
その丸見えの乳首のように、孝明と仕組んだ嘘も暴かれてしまいそうになっていく。


『間違いないよ。コイツが嘘を並べて身体を使って、孝明さんを騙したんだ』

「ッ…!!!」


笑みの中で光る裕樹の眼差しは、侮辱を露わにしたものになっていた。
それは裕太も同様であり、結局いつもと同じ〈立場〉へと戻ってしまっていた。


『貧乏人てのは被害者ぶるのが“得意”だからなあ?自分の境遇の悲惨さとか大袈裟に膨らませて、孝明さんの〈男気〉に付け入ったんだろうぜ』

「ちッ…違う!い、いい加減にしないと、いま私にしてるコトも言いつけてやるんだから!」

『ホントは契約なんてしてないんだろ?残念だったな、後で孝明さんと話して、花恋の“本性”と俺達への誤解を解いてもらうから』


裕太は花恋の股間から薄布を破りとると、パンツを脱ぎながら眼下の乳首に吸い付いた。
今日一日、花恋の見せた勇気は、帰宅と共に〈無意味〉という言葉に変換されて消えた……。


「ゆ、許さないんだからあッ!!今日…ッ…今日私はッ!わ…私はぁッ!!」


二人の男優の“肉体”を忘れる間もないうちでの性的な接触は、再び花恋の女体に炎を纏わせて狂わせていった。

切断してやりたいくらいに憎らしい裕太の肉棒を花壷は飲み込み、悲痛でありながらも艶かしい泣き顔は裕樹の眼下で乱れる。


『ぷふぅ〜……使い込まれて“具合”が良くなってきたんじゃないかな?』

『そうなのかい?……あッ…ああッ…確かに前より気持ち良くなってるぅッ!』


今となっては物足りない肉棒に虐められながら、花恋はこれまで以上に《悔しい》という感情を爆発させていた。


(このままじゃ終われないッ…絶対に終われない!)


裕樹の射精も終え、追い出されるように自分の部屋へと入る……と、花恋は泣きながらスマホを手に玄関から飛び出すと、孝明へと電話を掛けた……。



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