勘違い女にお仕置きを！-11
「ヒッ！」
淫口の縁に宛がわれた亀頭は、里美の腰が逃げる一瞬の隙に押し込まれてしまった。ぐぐっと淫口が押し開かれ、愛液が満たされた女体は、そのまま亀頭の先を受け入れたのだ。
「いやあああああ！、や、やめて、やめて、約束が違うううう！」
里美は泣き叫んで、約束を違えた勝也を詰った。
「ははは、マンコ広げて誘っておきながら、何言ってやがるんだ。ああ、生のこの締め付け、たまんねえな」
勝也は未成熟な女体の締まりのよさを味わうように、奥へ奥へとゆっくりと押し込んでいった。
「いやあああああああ、抜いてええええええ！」
メリメリと身体を引き裂くような異物の侵入。里美は必死にソレから逃れようとしたが、腰をがっちりと掴まれていて阻まれた。反対に強い力で勝也の腰にググッと引き寄せられていった。
里美にとって幸いだったのは、自分で股間を濡らしていたことと、勝也が里美の締め付けを楽しもうとしてゆっくり挿入したことだった。
しかし、勝也が我慢を楽しむのはここまでだった。ソレが半分以上入った頃合いに、勝也は残りの部分を一気に突き刺した。
「おらよ」
「あううううっ」
ズンとした響きとともに亀頭が子宮を圧迫した。今まで味わったことのないその衝撃で、里美の女体は反り返った。
勝也はブラウスの下から手を忍ばせ、ブラジャーをずり上げて生乳を弄んだ。
「あぐぐっ、ゆ、赦して…」
女体の中から圧迫された里美は、息も絶え絶えに懇願した。
「何言ってんだ。少しはオレのよさを味わえよ」
勝也に命ぜられるままに従順に従っていたのは、全てはこれを回避するためだった。しかし、その約束はあっさりと反故にされてしまった。
「いやああはああああ」
息を吸い込んだ里美は、犯された絶望感で心の底から絶叫した。
「コータみてえなガキとつるんで偉そうにした報いだ。いい社会勉強になったじゃねえか。オラいくぞ」
勝也は激しく腰を打ち始めた。
「あががっ…あがが…」
涎と共に、喘ぎ声にはほど遠い呻き声が、里美の口から洩れ始めた。
勝也に腹を殴られ、里美にまで頬を叩かれた江梨子は、今の今まで絶望の縁に立たされていた。しかし、いよいよ犯されると思った瞬間、奇跡が訪れた。勝也は自分ではなく、怨んでも怨みきれない里美を犯し始めたのだ。江梨子にとってこんなチャンスはなかった。
やはり自分は特別な存在だ。それを証明するかのように、今の自分は自由に行動ができる。江梨子は自分の服、デジタルカメラ、それと里美の携帯端末の位置を確認した。幸いにして、素早く動けば全て回収できる位置にあった。
それらを回収して、自分の画像データだけを削除すれば警察に駆け込むつもりだった。里美がレイプされた噂が広がろうが知ったことではなかった。
そんなことを考えている内に、里美の喘ぐ調子に変化が訪れていた。
「ああん、いや、いや、ああん、ああん」
眉間に皺を寄せてはいるが、声の調子は明らかに感じているようだった。
「おっ！オレのよさがわかってきたみてえだな。今度は正常位で楽しむか」
勝也は里美の淫口から自身のモノを抜くと、里美の女体を抱えて仰向けにくるりと回転させた。
（今だ！）
江梨子は素早く立ち上がると、目を付けていたモノをかき集めて、部屋の外へ飛び出した。全裸のままなのは仕方がない。幸い、人通りが少ないから大胆に逃げられるはずだ。逃げながら警察に連絡をすれば、例え追い付かれても、「警察が来る」と言えば勝也も逃げるはずだ。
靴に足を差し込み、玄関を開けようとした。しかし、鍵がかけられていて直ぐには開かなかった。
それも想定していた。江梨子は上下にある２つの鍵を素早く開けて、扉を勢いよく押し開いた。