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素肌のままで
【女性向け 官能小説】

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「で?本社ではええ男を捕まえられへんかった、と?」
「まぁそうですね」
「葵ちゃんと一緒やった合コンで教えた、海外の男はあかんかった?」
「あ〜。あの人ねデートはしたんですよ」
「うん」

私のデートの話しを楽しそうに聞き始める。

「イマドキの、草食って言うですかね。何も発展がないまま海外転勤しちゃいましたよ」
「そっか。残念やったな」

ニコニコ笑いながら面白そうに返事をするけど
別に面白い話じゃないですから!

「で?神戸でも見つけよって事?」
「まぁ、本社にこだわらないので」
「へぇ」
「大手の商社なのでどうせみんな転勤しますしね」
「どうせって・・・」

私の言葉に苦笑いした。
そんな仕草もカッコいい。

「三浦さんって・・・モテますけど」
「モテへんよ」
「あ、謙遜は良いです」

遮った私にまた笑う。

「愛ってどれぐらい信じてます?」
「愛?」



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