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素肌のままで
【女性向け 官能小説】

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「相変わらずやなぁ」

相変わらずって!私は結婚相手を探すために大手の派遣をしているんです!

「悪いですか?」
「いや、ええけど。本社でえぇオトコ見つからんかった?」
「見つからなかったから、まだ派遣社員をしているんですよ!」

クックックとカッコいい顔で笑うのが憎らしい。

「西田さーん。先に食堂行っとくねー」

社員さんたちが私と三浦さんの話が長くなると思って
声をかけてくれた。

「あ。私も行きます〜」
そう言った後、小さい声で
「三浦さんが真実ちゃんなんて呼んだら、男の子が遠慮しちゃうかもしれないじゃないですか!」
「なんで?」
「三浦さんが良いオトコだからですよ!」

三浦さんはずっと笑い続けている。
いい加減、笑いを止めてよ。

「じゃぁ、私行きますので」

そう言い捨てて、まだ笑い続ける三浦さんを柱の陰に残したまま
社員さんと仲良くなって1日でも早く歓迎会と言う名の合コンを
開いてもらうようにしなくちゃと、そればかり考えていた。



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