第3話 女教師の無残な醜態-6
「オナニーしながら、フェラするんだ。」
辰己は立ち上がり、今まで自分が座っていた位置に座るよう、弥生に告げた。
即座に従う弥生。右手の指を2本、中指と薬指を、ズブズブと差し込み、中指の第1関節でGスポットを、指の付け根辺りでクリトリスを、同時に、挟み込むように刺激する、全力のオナニーを見せ始めた。オナニー経験も豊富と、辰己は見た。挿入部分が良く見えるような、脚や指の位置を保持している様を見るに、見せつけオナニーも、慣れたものなのだろう。
股も、これでもかという程に全開だ。教え子の顔は、ヴァギナから数cmの距離だ。爛々《らんらん》とした眼差しで、ヴァギナを凝視している。そのヴァギナに、弥生の指が差し込まれ、卑猥な水音を轟《とどろ》かせつつ、掻き回している。
左手は辰己のペニスの根元に添えられ、上体は前後にスィングしている。それがもたらす素晴らしい勢いでもって、弥生の口は辰己のペニスを力強くしごいた。ジュボッ、ジュボッ、と耳に飛び込む音が、弥生の口が発揮している、吸引力の豪快さを示す。
「よく見ていろ。よく見て、憶えるんだ。」
辰己の言葉に、女子高生2人が、小さく頷く。視線は、弥生の口元に固定されたまま。
「手コキや、舌遣いも、教え子に見せてやれ。」
弥生は口からペニスを抜き出す。唾液の糸が、幾筋にも枝分かれして長く引く。その唾液を塗り付ける様な手付きで、手コキを繰り広げる。縦のピストン運動と、手首を回転させて横に捻《ひね》るような動きを組み合わせて、技巧的な手コキを少女達に見せ付ける。舌先と唇を、代わる代わる鬼頭にこすりつける技も披露する。
「すごい、先生。すごぉい。」
「先生、美味しそう。楽しそう。」
ため息交じりに、少女達が呟く。
「お前達も、オナニーしてろ。」
少しの逡巡。少女達の右手が、股間に近寄ったり、遠ざかったり。だが、その視線が弥生の股間に向かい、その豪快なオナニーを目撃すると、近寄る動きの方が強くなって来る。
行きつ戻りつを繰り返しつつも、徐々に股間への距離を詰める2人の右手。瑞樹の手が、その中指の先端が、制服のスカートの上からだが、秘部に触れた。
ピクン、と、一瞬のけ反る。
「あっ」
と、漏れる声。遠慮がちに、ゆっくり、摩《さす》り始める。瑞樹の指が、瑞樹の股間を刺激する。徐々に加速。動きも次第に、大きく、力強くなって行く。
早苗の指先も、早苗の股間を捕えた。
ピクン
「あっ」
始めはゆっくり、徐々に加速。早苗も、次第に動きをエスカレートさせる。
ジュボッ、ジュボッ・・・
弥生はまた、深く咥え込んで激しくピストンする技を繰り出した。
辰己は眺めた。鑑賞した。膝立ちの姿勢で、スカートの上から股をごしごしする女子高生2人と、椅子に座って大きく股を広げ、渾身のオナニーとフェラを繰り出す女教師を。もはや理性も、思考力も、彼女達の中には見い出せない。
(玩具《おもちゃ》だ。今この3人は、俺の玩具だ。)
辰己の中に、優越感が、達成感が、広がった。
(仕留めた。)
モニターでそれを鑑賞する涌井も、そう確信した。
「立ちバックで入れるぞ。」
「はい。」