第3話 女教師の無残な醜態-10
女子高生2人は、相変わらず、ぼーっとした顔だ。彼女達には強力な媚薬が施されていた事もあり、今まで知りもしなかった性の快感や興奮からは、そう簡単に脱し得ないのだろう。
「あなた達・・罠を・・酷い・・」
そう呟く弥生だが、
「まあ、そう言わず、俺にもヤらせてくれよ。」
と涌井に言われると、生気を取り戻しつつあったその瞳は、またうっとりとした色に染められた。ヤられる快感を、ペニスにヴァギナを付き立てられる快感を、少しでも思い出すと、彼女の理性と思考力は、簡単にかき消されてしまうのだった。
媚薬の効果と、彼女の中にあった欲求不満と、辰己が与えた快感が、弥生の精神をそういう状態に改造したのだ。性的快感の記憶が、理性と思考力を消してしまうという精神状態に、弥生はさせられてしまったのだ。
涌井は床に寝そべった。そして言った。
「さあ、フェラをしてくれ。」
「うぅ・・」
少しうつむき、唇を噛んだ弥生。欲情を堪《こら》えようとしているのか、堪えられない屈辱を噛みしめているのか。しかし弥生は、涌井の指示に従った。
ベルトを外し、ファスナーを下げ、涌井のペニスを引っ張り出した。手でしごき、鬼頭に唾液を垂らし、更にしごき、ペロペロと3回ほど舐め上げ、そして、咥え込んだ。大きく上下にピストン運動しながら、ジュボッ、ジュボッと威勢の良い音を立てながら、渾身のフェラを見せた。
まだ心の片隅に、わずかに羞恥や屈辱の念を託《かこ》ちながらも、股間より突き上げる快感への渇望に心を染められ、涌井にペニスをハメてもらうべく、全力で彼に奉仕しているのだ。
「うぅん。良い具合だ。抜群のフェラだな。良い娘《こ》だ。よくやってくれた。さあ、入れてやるよ。上に跨れ。自分でマンコに導け。」
その言葉に、思わず喜びの笑みを浮かべた弥生。心の片隅の微かな、羞恥と屈辱の念も、今から快感を得られるのだという期待感に、消されてしまったのか。
涌井に跨って、右手でつまんだ鬼頭をヴァギナに押し当てた。後は腰を落とすだけで、弥生は欲しくてたまらない快感を得る事が出来る。
「お前達も、入れて欲しいか?」
涌井のその発言で、弥生は教え子の方を見た。そのうっとりとした表情が、彼女達も弥生と同じ渇望を覚えている事実を示していた。
「え?ダメ・・ダメよ。生徒には・・この子達には、そんな事・・」
弥生の中に最後に残された、微かな理性かもしれない。生徒を穢《けが》される事だけは、許してはならない。彼女達の純情だけは、何としても守らなければいけない。
「お願い。この子達には手を出さないで。」
弥生の、必死の訴えだった。
「そうなのか?」
涌井はそう言って、伺《うかが》うような目で早苗を見た。続けて、瑞樹も見た。
「え・・でも・・先生・・あんなに・・気持ちよさそうに・・」
「先生だけなんて・・ずるいよ。そんなに気持ち良いなら・・」