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妖艶 海女菩薩
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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最終章 海女菩薩-23

お良は考えるだけで背筋が凍る気持ちに成った。


お良は気持ちを切り替え、

長老蛸の願いを聞く事にした。


お良(先ほどは脅すなんて言葉を発してしまって、

ごめんなさいね、

長老さんがそんな汚い事などする訳がないわね、

どの様な事ですか?)



長老蛸 (わしが誤解を招くような言葉を話したのが

悪いのじゃ。こちらこそ許してほしい、

実はお良さんに頼み事があるのじゃ、

わしはお良さんと二人だけでじっくりと

語り合いたいのじゃ、

しかし、会う機会も話す時も残り少ないのじゃ、

だから、今夜一晩わしの住処で

お良さんと二人きりで過ごしたい、

どうか、わしの願いを聞いておくれ、)

感の鋭いお良にすぐに判った。

長老は今夜から明日にかけて私を嬲りたいと思っている。

しかし長老蛸の願いを断る訳にはいかない。

佐助の為にも、一晩を我慢するしかないと心に

言い聞かせたのであった。


お良(長老さん、ちょっと考えさせて下さい。

太助の事も心配ですので改めて返事をします。

申し訳ありませんが夕方に来て下さいな、)


長老蛸 (いい返事を待っているよ、

でも、お良さんは何時も太助の事ばかり心配しているね。

息子さんは太助一人でないでしょう、

佐助さんの事も考えてあげなくては

可哀想だと思いますがね、)


お良は佐助の名が出ると辛い表情となった。

長老蛸はそれを見逃さず、

ここぞと言わんばかりに話し出した。


長老蛸 (お良さんよ、

今宵はわしにとっては一生の思い出に

なる予感がするので、

わしの住処に来る時は必ず

海女の色っぽい着物で来て下され。

特にわしはお良さんの尻にくい込んでいる

白いふんどしが好きでね、

それと着物の下からムッチリとした太腿が堪らんのだよ、

思うだけでよだれが出てしまう、

ああー今宵が待ち遠しい。

必ず良い返事と色っぽい姿を見せて欲しいものじゃ、)


長老蛸は部屋を後にした。

お良は太助の寝姿と天井を見て涙を流し嘆くのであった。



お良(ああぁー、また、

今宵も妖怪蛸に犯されてしまうのね、

長老蛸のあの勝ち誇った目は私を

手に入れた自信の現われなの、

悔しい、

長老蛸の色責めには絶対に感じてなるものですか!)


お良は覚悟を決めたのであった。


夕方になり長老蛸はお良の部屋に向っていた。

長老蛸は考えていた。

「お良が素直にわしに嬲られ感じるとは思えない?

今宵の為にどれだけの策略や知恵を使ったか、

わしの長年の経験で築き上げた、

性技と色責めでお良を犯し、

いかせ、快楽で恍惚にしたい。

そして、あの熟した肉体にわしの精液を

注ぎ込む事が出来れば本望。

しかし、あの女は決して悶える事無く、

無表情でわしの犯されるだけで

快楽に浸ってくれないだろう。

それでは何にもならない、

思案に暮れていたがお良の部屋の前に来て思い出した。

なぜ、お良が親子蛸に身体を許したのか、

そうだ、お良は慈悲深く優しい心根を持っている。



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