嘘の理由-3
正常位でちづるは目を瞑り、
横を向いている。
タクミが
ちづるに身体をよせて
覆い被さり腰を振る。
白いニットの中に手を入れて
胸を愛撫する。
「 っ はーー、、
はぁ、 〜っ
あぁ、、、ほんと
なま やば っ、、はーーー 」
「 ん、、はぁ、 んっ 」
「 っ はーー、、
はぁっ、、 〜っ 」
ちづちゃん
俺 情けなくて
頼りなくて
ごめん
本当は どっかで
分かってた
ちづちゃんは
この先も 俺を
頼ってくれないんだろうな って
本当
どうしたら いいんだろう
「っ、 、はーー、、
ちづちゃん 俺、、 」
「 〜っ ん、、?
はぁ、、、 タクミ 君 ?」
「 ん、 、
なんでも ない、、、」
「タクミ くん 〜っ 」
ちづるは目を瞑り
横を向いている。
ゆっくりとしたセックスが
続いている。
また、
タクミの悲しさと寂しさが
身体に流れこんでくる。
ちづるは
思わずそばにあるタクミの
頭を抱きしめて言う。
「〜っ ぁ、 はぁ、、
あたし 〜っ なんでも
する 」
「 ぇ? 」
「はぁっ、、んっ、、
なんでも 言って、、 」
お願いだから もう
寂しく
悲しく
ならないで
「〜っ はーーー、、、
いや 俺、、、
はぁ なんか もう
はーー 疲れた 」
「、ぇ、、? 」
「 、、 〜っ
ちづちゃん 追いかけんの
疲れた 」
「、!? ぇっ 」
「、、はーー、、、 」
出会ってから
ずっと
追いかけてた 気がする
ゆっくりとしたセックスが
続く中、ちづるは
頭の中が真っ白になった。
少しづつ、
体が震え出すが
タクミは気がつかずにいた。