投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

「 罠 (人妻盗撮) 」
【熟女/人妻 官能小説】

「 罠 (人妻盗撮) 」の最初へ 「 罠 (人妻盗撮) 」 26 「 罠 (人妻盗撮) 」 28 「 罠 (人妻盗撮) 」の最後へ

K脅迫-1

午後11時を過ぎて30分がたち不安が脳裏をかすめた時彼女は来た。
きれいだ。いつもよりはるかに綺麗だ。昼間美容室に行ったのは明らかだ。
それに今日のファッションのセクシーさは彼女の魅力を100%伝えるものだ。
黒の薄手のニットにぴっちりとした白のミニタイトだ。
彼女がこんなに胸ぐりの大きなニットを持っていたとは思えない。
今夜のために新調したのだろう。胸の谷間がはっきりと見て取れる。
「綺麗だ。恵子さん素晴らしいよ。よく来てくれたね。ありがとう。」
窃盗現場の映像で脅して呼びつけたくせに白々しい。
ソファに座った彼女はピンと背中を伸ばし胸を強調している。
小さめのタイトに包まれた下半身は肉の逃げ場がなくムチムチに盛り上がっている。
リモコンでテレビをつけた。
周りを見渡し大急ぎで3万円をポケットに入れる映像をエンドレスで流している。
「あっ、この時は選挙のために全貯金を払い出した後の不安さでついやってしまったの。
出来心なので許して下さい。」
即座に2回目窃盗のビデオに切り替えた。
「僕もあこがれの恵子さんがやったことなので不問にするつもりだったんです。
でも2回目の録画を見た時点で愛する人の醜態を見せられ心が痛みました。」
脅迫の言葉を吐く寸前で気が付いた。
いつも自分の左隣のソファの上にあるべきバックがテーブルの上に置いたままなのに。

「だから僕はあなたが改心して誠意をもって僕にお詫びしてくれればそれでいいんです。」
(だから僕はあなたがそれを認め、その肉体をもって僕に詫びて欲しいんです。)
カバンの中のボイスレコーダーがひらめき急きょ言葉を変えたのだった。
「初犯、出来心、3万円。これだけならたぶん不起訴になるだろうが、
2回で計13万円なら確実に起訴されこの証拠なら間違いなく有罪だ。
執行猶予はつくだろうが公僕の田中さんにとっては致命傷だ。」
「だから私、被害届を出すのを思い止まって頂くために今日お願いに来たのです。」
彼女に二人分のワインを注ぐように命じ彼女の携帯に電話した。
かすかにバッグの中から振動音が聞こえる。機内モードにはしていない。
「恵子、一度しか言わないからよく聞け。今夜は僕の姓奴隷になってもらう。
僕を気持ちよく射精させてくれたら録画は消すよ。」
「分かったわ。でも今日で最後にしてしてね。夫を愛しているの。」
このセリフ聞くのは確か3人目だ。でも今回は許さなかった。
「僕もそのつもりだったが昨夜来なかった罰だ。1回に付きビデオ1本だ。」
彼女はにっこり微笑んで「雨宮さん私に憧れていたもんね。仕方がないわね。」
ベッドルームに移動する前にバッグをもって化粧室に消えた。
彼女は知らない。スマホは録音機能より電話機能を優先する。
呼び出しがかかった時点で録音は停止する。
それに対処するには機内モードにして受信しないようにする必要があるのだ。
「雨宮さんお楽しみは後にしてもう少し飲みたいわ。」
肝心の脅迫部分が録音されていないので仕切り直しの積りだろう。
それが証拠にバッグは再びテーブルの上だ。


「 罠 (人妻盗撮) 」の最初へ 「 罠 (人妻盗撮) 」 26 「 罠 (人妻盗撮) 」 28 「 罠 (人妻盗撮) 」の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前