密かな視線-1
八重が戦争未亡人となると周りの者たちの会話や目つきが色目起つてきた。
農作業に田に出て作業する姿や集落の葬儀や寄り合いに接待する八重を見て
「おい、勝の嫁、後家にしておくには勿体ないなあ」
「あのケツ見てみろすげえケツしていやがる、一度抱え込んで遣ってみてえぜ」
などと噂する男どもであった。
そのひとり石川佐助である、昨年嫁を亡くし勝の上級生であった。
普段は隣のよしみで田植え時にはお互い助け合い、時には酒を酌み交わす中であったが勝が出征し嫁を亡くした後は付き合をしなくなっていた、だが勝の葬儀以後は連れ合いを亡くした寂しさもあってか俄かに八重が気になり始めたのだった。
当時節約の為、近所隣がもらい風呂をすることが多く八重の家とはそういう関係は続いていた。
そこに目を付けた佐助である、日ごろ見かける八重の野良着姿からうかがえる豊満な肉体と肌の白さは連れ合いだったミヨとは比べ物にならない魅力があった。
どうしてもあの裸を覗いてみたいという衝動に駆られたのであった。
その日は佐助の母親和江が声を掛けに行ったスキを狙ったのである。
「八重さ、遅くなったが風呂に来てくろ」
男衆が入った後の残り湯は夜9時を過ぎていた。
その時間を見測るように佐助はあらかじめ見定めておいた風呂の屋根裏に忍んで八重を待っていたのである。
風呂の焚口から昇る煙が昇って目に沁みた、老婆の和江が帰宅して間もなく八重の足音が聞こえてきた。
勝手口から八重の声がした。
「和江さんお風呂いただきます」
「は〜いな」
和江の返事があった。
屋根裏の梁の隙間から見下ろすとそこは脱衣場と洗い場がすぐそこに見えるのである。
風呂場の戸が開き八重が脱衣場に立った。
野良着を脱ぐ八重の白い半襦袢と腰巻姿が目に飛び込むと佐助は唾をゴクリと呑んだ。
襦袢をのつなぎ紐を解くと八重の乳房の谷間が垣間見えた
(ほほ〜う、ええ乳してやがる)
襦袢を脱ぐと豊満な乳房が眩く浮かんだ、そしていよいよ腰巻に隠された魅惑の巨尻に佐助の視線が注がれた。
八重の手が腰巻の紐に手がかかると瞬く間にスルリと脱衣場に落ちた。
その腰巻を拾い上げる為腰を屈めるとおよそ四十路の後家とは思えないくびれた腰からムッチリした尻が現れた・・・
(こりゃあすげえケツしてら、とくと拝ませてもらうぜ)
八重が洗い場に足を踏み入れると桶から汲みだす湯気が佐助の頬を濡らした。
(みろ、俺のマラが起ちやがってきたぜ)
八重は体を流すと湯船に深く浸かって目を閉じた、白い肌とこんもり茂る下腹部の黒い陰毛がゆらゆらと湯船からうかがえるのだった。
まさか裏屋根から佐助に覗かれている事など知らぬ八重、しばらくして洗い場に出ると石鹸で泡立てた手が首から脇、そして腰周りに這った、再び石鹸でタオルを泡立て入念に洗い始めた。
白い肌に泡が立ち八重の白いもち肌はいっそう美しく見えるのだった。
すると八重の思わぬ動きに佐助は目を疑った。
乳房を両手で持ち上げる仕草をしたと思うと乳首を指で挟みながら愛撫し始めたのである。
(何を始めたんだ・・・・まさか・・・俺の目の前で)
無言の八重であったが口元から微かな喘ぎが耳に入った
ぁぁ・・・・ぁぁ・・・・・ぁぁ・・・・
怪しげな指が乳房から次第に下腹部へと這い始めると八重は腰掛けから少し尻を持ち上げるとその尻の周りを撫でながら指が割れ目に滑り落ちると八重の顔が天井を仰いだのだ
ああ・・・・あなた〜・・・・
八重の巨尻が蠢き始めたのである。
(おおっ、自慰を始めたな・・・こんなモノを見物できるとは)
ぁぁぁ・・・
(どうじゃあの淫らなケツは、勝と遣っとるつもりか・・・すげえ光景だわい、この際遣らせてもらおうか・・・八重 今行くからな)
佐助は急いで屋根裏の梁から足を掛け脱衣場に侵入したのである。
「八重オラ堪んねえべ、やらせくろ」
「あっ、佐助さん何するんです」
「何もねえ、こんなケツ見たら遣りたくなってよ、俺のカカもいねえし、あんたも亭主がいねえ、いねえもん同士だ」
「ああ、いけません」
八重は必死にもがくがもがくほど佐助を刺激するのである。
「こんな所で自慰して、あんたも遣りてえんだろうこのケツがうずうずしてるじゃなえか、どうれオラのマラでためしてやろうか」
佐助は八重を後ろ向きに抱きかかえて強引に尻を抱え込んだ
「だめ、いけません」
「何を言うか」
ヌー ズー
「あゝ やめて いや〜・・・・」
「何がいやだと、ほらみろ、オメコがオラのマラを締め付けてるじゃねえか」
「ぁぁぁ〜・・・・」
「気持ちええぜ八重さんよ、勝だと思って腰を使いな」
「早くしねせえ、誰もあんたをせめやあせん」
八重の巨尻がゆっくり円をなぞるように蠢き始めたのである。
「ああそうだ、その調子だ、お互い気持ちええだろ ミミズが蠢いているようだぜ」
「八重さんよ隣同士だ、また遣りたくなったら寝床の戸を開けときないつでも夜這いしてやるぜ」
抱え込んだ巨尻に、ため込んだ佐助の欲望が吐き出されるのだった。