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慰安未亡人
【熟女/人妻 官能小説】

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召集令状-1

 若葉が目に映える5月になればこの村のほとんどが田植えの時期となる。
戦争末期の昭和19年この村の多くの若者は赤紙一枚の令状で戦争に駆り出され残された者は四十代以上の男と兵隊検査に不合格の烙印を押されたわずかな男だけであった。
 大本営発表のラジオからは現実とは乖離した情報が流れていたが戦況はすでに連合国の勝利は間違いなかった。
 この集落は山間の棚田が多く農耕はほとんどが鍬と牛が頼りであった。
河田の家も還暦を過ぎた舅の徳太郎と息子の勝、嫁の八重と出征した二人の息子であったが去年相次いで息子は戦死したのであった。

「こんにちわ河田勝さんのお宅ですか」
役場の小遣いの三島が玄関の前で呼ぶ声がした。
夕飯の支度にかかっていた八重は「くど場」からモンペ姿で出て来た。
「ご苦労様です、夫に何か・・・」
「おめでとうございます、召集令状です」
三島から差し出された赤紙に八重は動揺を隠せなかった。
すでに二人の息子は戦死、夫までが召集されればこの先どうすれば不安が募った。
 三島が帰ってから暫く呆然と立ち尽くしていた。
裏庭から入ってきた徳太郎がその様子を見て八重に問うた。
「どうかしたのか・・」
「勝さんに召集令状が・・」
「そうか・・・勝にまできたか」
落胆した徳太郎の背が小さく見えた。
気をとり直して八重は棚田に向かった、田の畔塗りに励む勝の姿が見えた時、無性に涙が溢れていた。
「あんた、あんたにも令状がきたのよ」
勝は八重の声は聴きとれなかったが顔を見て不吉な予感がした。
「八重何だ、良く聞こえんぞ」
「あんたに召集令状がきたんよ」
「なに、俺にまでもか」
畔塗りを止めて赤紙に目をやった。
令状によれば出征まであと10日、残された日までに田植えを済まさなければならなかった。
 
 その晩、囲炉裏を囲んで勝が言った。
「親爺・・・こんな俺が召集されるちゅう事は大きな声では言えんが日本は負ける、俺もどうなるかわからん、俺まで戦死してしまったら後は頼む、八重も親爺の事頼んだぞ」
「お前何言っておる帰るんじゃぞ、お前にには過ぎたええ嫁がいる、勝が家に居られるのもわずかじゃ思い残すことのないようにな、俺はもう寝る」
徳太郎は早々と寝床に入っていった。
「あんた、きっと生きて帰るのよ待ってるから」
「無論だ、はよう風呂行ってこい」
勝は徳利に残った酒を杯に垂らすとグイと飲み干した。

 八重は19で嫁入りし、続けて二人の子供を産んだ、若くはないがまだ40の女盛りである。
舅の徳太郎が目に付けたのは八重である、ケツの大きな安産型のオナゴだと隣村から頼み込んで息子の嫁にしたぐらいである。
そんな八重は集落の評判も高く働き者で器量良しで男どもの羨むほどの女である。

 夕飯の後片付けを済ませると母屋から離れた風呂場に向かた、まだ野良仕事で付いた汗と泥が絣の野良着に沁み込んでいた。
風呂場の木戸を開け脱衣場に立つと月明りが窓から差し込み冷ややかな光が八重を照らしていた。
豆電球の灯りを付けて脱衣にかかった。
その時風呂場の脇にある餅木が揺れた一人の男の影が風呂場の窓越から覗き込んでいた。八重が野良着脱ぎ腰巻を取ると闇の中の男は息を呑んだ。
窓越に見える八重の白い肌が目に入った。

(若い小娘と随分違う・・・熟れたええ体しちょる・・・どうだあの大きなケツ、あんなオナゴ抱いてみてえぜ)

覗かれている事など知らぬ 八重は檜の浴槽で思いに浸って思いに耽っていた。
(勝が万が一戻らなかったらあの舅とふたりきり、このままこの田舎でで年をとって老いてゆくのか・・せめてあの人の子種だけは残してほしい、時間がない・・・・。)

湯上りの八重は濡れた髪を手拭いで拭きながら寝室に入ると浴衣の寝間着の腰紐を解いて脱いだ。
「ねえ、もう寝たの・・・」
そう言いながら腰巻の紐も解いて下に落とした。
柔らかな曲線を描いた白い肉体と怪しげな下腹部の陰毛、誰もが羨む裸体である。
勝は振り向きながら八重の裸体を見上げ言った。
「おめえを抱けるのも出征までだな、俺が戻るまで辛抱しろよ、おめえなかなか好きもんだからな、男どもに気を許すじゃねえぞ」
「まあひどい・・あなたの子供つくりたいの出征前に子種残して」
八重はまず勝のマラを咥えて勃起を促した。
「八重可愛い事言ってくれるじゃねえか、気持ちええぞ」
勃起し始めたマラは八重の口を塞ぐまでに硬直してきた。
 
ウム  ウム  ウム  ズズー
「気持ちええ・・・ううう」

勝はマラに絡みつく舌技の快感に身をよじった。

「その辺でええだろう、俺の前にケツ向けて寝ろ」

八重は勝の前に背を向けて横になった。
勝の手は八重の乳房を弄りながらうなじから耳たぶ、脇へと舌を這わせた

「気持ちいいわ・・・あそこも舐めて」
「アソコって・・・どこだ言ってみろ」

「意地悪・・・」
八重は身を起こすと勝の顔に跨って濡れ始めた割れ目が勝の鼻筋をくすぐった。
「もう濡らしおって、どうだ」
 ヌヌー  ヘラヘラ

勝の長い舌が割れ目に反って這い出すと八重の肉体に火を付けた。

「ハア ハア  ハア  あなた気持ちいい  ぁぁ〜いいわ」

プルプルと揺れる乳房、妖艶に歪む顔、八重の喘ぎ声が大きくなると壁を挟んだ徳太郎の耳に入らない訳がなかった。

(今夜はやけに激しいのう・・・存分遣るのじゃ、子孫は絶やしてはならぬ、俺はお前たちの営みを楽しませてもらうぞ)
寝床から這い出すと壁に耳をたてた。

「ぁぁぁ・・・もっと突いて・・」
「クソッ、八重のやつ喘ぎ声だしやがって・・・」
徳太郎は嫁の八重に嫉妬心を抱いていたのだった。

そして十日後、勝は出征し河田の家は徳太郎と八重の二人だけの生活が始まった。








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