やるにはやった系というやつ-1
僕の言葉を聞いた実梨亜さんは、表情を強張らせた。
「そ、そんな……許してください。私まだ処女なんです……社長の息子が誘って来ても、手も握らせないで袖にしたのに……」
言いながら、彼女は床に腰を下ろす。そして、股関節の限界一杯と思われる角度まで両足を開いた。
「よし……そのまま寝そべって、僕がいいと言うまで動かないでください……」
「でも……あの……こんなに乳首を引っ張られていると…」
「……あ、ごめんなさい」
僕が乳首を摘まんで引っ張っているせいで、実梨亜さんは仰向けに寝られなかった。そのことに気付き、慌てて乳首を放す。
「…………」
実梨亜さんは床に背中を付けた。あたかも体全体で、“土”の字の形を描いているようになっている。上の横棒はもちろん、左右に広がったおっぱいだ。
ふと僕は、おっぱいから手を離したのに実梨亜さんが逃げ出さないことに気付いた。もしかしたら、乳首を摘まんだ状態でした命令は、指がおっぱいから離れても完結するまで有効なのかも知れない。
また試してみたくなった僕は、実梨亜さんの顔の右横に立って、今しがた射精したばかりのおちんちんを突き出しながら言った。
「……フェラチオして、もう一度僕のおちんちんを勃起させてください……」
すると実梨亜さんは上体を起こし、赤い唇を僕の亀頭の3センチ手前まで寄せて言った。
「そ、そんな……どうして私がそんな汚いことをしなくちゃいけないんですか? 家族以外のおちんちんなんて、見たこともなかったのに……」
「うっ……」
僕の敏感なところに熱い吐息がかかり、僕は思わず声を漏らした。見ると、実梨亜さんは右手で自分の体を支えながら、胸を大きく反らせておっぱいを突き出し、乳首をこちらに向けている。ちゃんとルール通りに、乳首に触れて命令しろというクレームだろうか。
僕はかがんで、こちらに向けられた実梨亜さんの乳首を摘まむと、再び言った。
「フェラチオして、もう一度僕のおちんちんを勃起させてください」
「あああっっ!! そんな、フェラチオなんて死んでも嫌……」
命令を言い終わった僕は、すぐに実梨亜さんの乳首を放したが、案の定彼女は僕の亀頭にキスをし、舌でベロベロベロベロ舐め回し始めた。乳首に触れてした命令は離れた後でも有効という仮説は、正しかったようだ。
実梨亜さんは右手でペニスを優しく握り、左手でタマを柔らかくさすっている。そして口を大きく開けて僕のペニスを頬張ると、ジュポジュポ音を立てて出し入れした。おっぱいに当てるのとはまた違う快感に、背中がビリビリしてしまう。
「んっ……んんっ……」
アダルトビデオでも見て勉強したのだろうか。実梨亜さんは時々、ペニスを口から出し、タマにも接吻をして舌でペロペロ舐めてきた。そんな刺激を受ける僕の童貞おちんちんは、あっと言う間に硬さを取り戻し、天井に向けて反り返った。
「はああぁあぁ……嫌あぁ……またおちんちんが勃起するなんて……これじゃ私の膣の奥まで簡単にねじ込まれて子宮に直接精子かけられちゃう……」
嫌悪の言葉を並べながら、勃起した僕のおちんちんに頬ずりする実梨亜さん。
僕は硬くなったおちんちんで、実梨亜さんの乳首をぺちぺち叩きながら言った。
「レイプし易いように、おまんこを広げて見せてください……」
「そんな……処女の私にそんな下劣で下品で、恥知らずな真似ができる筈……」
実梨亜さんは両手で左右からビラビラを摘まむと、それぞれ反対の方向に引っ張って女性器を全開にした。もちろん両足は大きく広げたままだ。僕は顔を近づけて観察した。
「うわあ……」
初めて生で間近に見る、女の人のおまんこ。綺麗なピンク色で、歯のない別の生き物の口のように思えた。既にドロドロの粘液が火山のマグマのように溢れ出ており、おちんちんを入れられる状態になっているのだろうと推測できた。
「や、やめて……見ないでください……いくら何でも恥ずかし過ぎます……」
言いながら実梨亜さんは、体の向きをわずかに変えた。屋内浴場の電灯の光がおまんこの奥まで差し、一層見えやすくなる。僕はしばらく時間をかけて、モゾモゾと蠢く肉の門を眺めていた。