夫婦の寝室-6
瑠美子は仰向けのまま両膝を立て、迎え入れる用意をした。
膣口がヒクヒクと由香を待っている。
薄いゴムに包まれた由香の指は、煮えたぎった蜜で充満した壺のなかに沈められていった。
「あぁ、あぁ〜!」
膣の中に入れると、襞が気持ち良く締めつけて由香の指を歓迎した。
ゆっくりと出し入れする。
膣の中をかき回すように回転を加えると、ひときわ高い声でうめいた。
「あぁ!ううっ〜!」
蜜にあふれた膣口から指が出し入れされるたびにグチョグチョと音が聞こえる。
半年間も我慢した寂しさを一気に放出する。
髪を振り乱しながら瑠美子は悶えていた。
由香はだんだん強く速く出し入れして瑠美子の快感に応えた。
「いいっ!もっと、もっと」
そして瑠美子は目を閉じ、無意識のうちに足を上げた。
いつもそうやって旦那を受け入れているのだろう。
いつもの癖でこうやって足を宙に上げたのだ。
「あなた、あなた…」
瑠美子はそう呟いた。
旦那を求めているのである。
両脚が旦那の胴体を挟み込もうと虚しくさまよう。
由香に身を任せながらも、膣の中が旦那のモノで満たされていることを想像しているのだ。
それが分かると、由香はより深く膣の奥を突いてあげた。
コンドームに包まれた指は根元まで完全に埋まり、薄いゴムと肉襞が擦りあうグチョグチョという音が聞こえる。
「いいっ!いいっ!」
声の調子が変わってきたことに由香は気がついた。