〈触診〉-7
(いやッ!?やあぁぁああぁあッ!)
調教の成果を確かめたい指先が、肛門を除け者にするはずがなかった。
尻の割れ目に指先を食い込ませ、肛姦で負ったダメージが癒え始めていた肛門を力任せに拡げていく。
楕円形に伸ばされた肛門は青紫色のドーナツのように尻の割れ目に拡がり、幼器に負けじと赤みのさした肛内唇がベロンと捲れて出てきた。
『えぇ!?アナルがこんなに伸びちゃうなんて珍しい娘だねえ?きっとこの娘はアナルプレイの素質を持って産まれてきたんだね』
『当たり前だよ。前園愛って娘は俺に飼われる為に産まれてきたんだ。ジュニアアイドルになって可愛さを磨いて、一番旨そうな年齢になったら俺に飼われる運命だったんだ……そうだよなあ、愛?』
「んううッ!んむッ!むぐうッ!」
『亜季ちゃんだって僕の妹になる為に産まれてきたんだよ。あんな小さなお口とオマンコで僕のチンポを……プププ?プププ〜ッ!』
誰のものとも分からぬ指が、幼器と肛門の間……いわゆる[蟻の戸渡]に触れた瞬間、愛はそこがヌルヌルと滑るようになっていると知った……その指先は伸ばされている肛門の皺に触れると、そのまま上に向かって滑り上がり、そして開花させられた肉花を無造作に弄ばれると、愛は自分が“終わっていた”という事実を突き付けられた……。
(う…嘘よ…ッ…うッ…嘘よ!嘘よおぉぉッ!)
肉花が指先でペチペチと叩かれるたび、聞こえてはならぬペチャクチャという鼻濁音が股間から響いてきた……。
ただ肌を撫でられただけ……それでも肉体は燻りを起こし、狂わされた子宮は胎内へと男根を招き入れようとしていたのだ。
『今ごろ気付いたんだ?僕が来た時にはもうヌレヌレだったんだけどさ…?オマンコ濡らしながら亜季ちゃんのコトで泣いたりして……ププッ…笑いを堪えるので必死だったよ。プヒヒヒ!ヒャヒャヒャヒャッ!』
「ッ…………!!!!」
こんなに簡単に、身体が狂い堕ちるとは……こんなにも自分という人間が弱かったとは……再び蟻の戸渡をまさぐられた股間は火を噴いたように燃え盛り、もう堕ちたのだと絶望に駈られている愛を、更に性の畜人にまで堕としてやろうと感覚を爆発させた。
「ぷほおッ…お"う"ッ!?」
首謀者は服従する事を決意して、従順にも御主人様が欲しいと《愛液》を溢れさせている幼器ではなく、未だ調教の途上といえる肛門に指を潜り込ませた。
その挿入に、物言えぬ愛は仰け反りながら首を振って否定を示したが、これこそが御主人様から愛に贈る《愛の鞭》だった。
『愛……ここから出ていけば、もうこんな快感を味わえないんだぞ?』
「むッ…ぐうッ!むッ!?んむうッ!?」
人差し指で軽く肛門を解してやると、愛は鼻水を吹きながら腰を前後に揺すりだす。
それは金属ローターによる責めに、初めて絶頂に達した時の姿に酷似していた。