白いニット-3
「しないの?」
「 ぇ? 」
「昨日、エッチしなかったから。」
「 、 、 、、。」
「、、。 まぁバイブはしたけど。」
ちづるは、
タクミの顔をじっと見る。
相変わらす、何を考えているのか
分からない。
さっきまでの不機嫌顔を引きずって
いるようにも見えて、
なんとなく遠慮してしまう。
「 、 ん、 、
タクミ君の、好きな方で いい。」
「 ぇーー、、? 」
「したい ?」
「、 、 、 、、 ふっ 」
タクミは、
鼻で笑った。
ちづるは思わず聞く。
「 なぁ に?
なんで笑ったの?」
「 えー? だってさぁ、、」
「 ?」
「 ちづちゃんが、、
動いてるから 」
「 ぇ? 、、?」
「腰。 動いてるよ。
無意識だった?」
「 ぇ? 、、 ぁ 。」
ちづるは本当に無意識だった。
タクミが、
自然な事のように腰を撫でている。
撫で続けているとちづる腰が
タクミの手に反応するように
タクミの手を追いかけるように
小さく動いていた。
タクミは腰を触っている為、
ピクピクと動く腰は
小動物のようで思わず笑ってしまった。
「ちづちゃんは、、
思った事、言ってね。」
「 ぇ?」
「俺はその方が、、。
嬉しいから。」
「 、 、ん 。」
「、、。バイブとエッチって、
違うもん? 」
「 ぇ?」
「やー、、ほら。
俺は男だから、、
よく分かんないからさ。」
「、 、 、全然、違うよ。」
「 ふーーん。」
「好きな人と、繋がってるって
凄く、、こう、、
安心するし、、。」
「 ふふっ 」
「 、 、〜 っ、
言っていいなら 」
「 ん?」
「言っていいなら、、
言うけど、、。 あの 」
「はーいー?」
「、 、エッチが、、
したい かも。
ぁの、、、バイブじゃなくて 」
「、、、。 『かも?』」
「 したい です 」
「何を?」
「 、、エッチ」
「 ちゃんとー、、。
続けて言って。」
「、! 、、〜っ ぅ 」
タクミの腰を撫でている手が
移動していて
ちづるのパンツの中に手を入れて
毛を撫でていた。
ちづるの腰が、さらに動く。
タクミはそれを面白がっている。
意地悪そうなタクミの目が
ちづるの言葉を待っている。
「エッチ、、〜っ
したい です 、、 」
「 ふふっ 」
タクミは笑うと
中指を1本ちづるのアソコへ
ぬるりと入れて呟く。
「 ゎーー、、、
中、もう濡れてるし すっごい、、
動いてる。」
「 〜っ、、 はぁ、 ん 」
「 ふふっ
中がね? 動いてんだよ ?」
「 はぁっ ん 」
あ 、 タクミ君
また 優しい
もう 不機嫌じゃないのかな
、 、 、、 なんか
やっぱり 分かんない
「タクミ君、 」
「ん? 」
「 、、言って いいの?
言いたい事 」
「 ? いいよ。
なぁに? 」
「、 、〜っ 」
タクミがちづるの前髪を
かきあげてゆっくりと
頭を撫でながら優しい声で聞く。
その、優しい声に
ちづるは甘えたいような、
堪らない気持ちになる。