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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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僅かな希望-2

ちづるは呆然とする。

タクミが言う。

「 っ はーー、、
 あれ? なんか量、多かったなぁ
  、 、、ティッシュ 」

「 〜っ、  、〜っ、」


タクミは
ちづるのお腹の上の
ねばついた精液を拭く。
トランクスを履きながら
拭き取ったティッシュを
ゴミ箱に入れて呟く。

「キス、後3回だっけ?」

「 、ぇ?  、、ん 」

ちづるは
今すぐタクミとエッチが
出来ない事にショックを受けている
様子だ。

タクミも横たわり、
ちづるを抱きしめる。
頭を撫でながらキスをする。

長い間ディープキスをしてると、
ちづるはたまらなくなり
タクミの肩に腕を回し
がっちりとしがみつく。

タクミには、
ちづるの気持ちがよく分かっていた。

「〜っ、 タクミくん、 」

「 ん?」

「〜っ、、なんで 
  、、  、
    出しちゃったの?」


「、 、 、、。」


「〜っ、 、 、」


「 、、エッチ。
  したかった? 」

「、 、、 、ん 」


「、、バイブ、入れてあげるよ?」

「、 、 、、」


「バイブでも、エッチでもー。
 そんな変わらないでしょ?」

「、! 、 、、 」

「 んー?」

「 、、かわるよ。」


「 、 、、、。」


「違う、 ものだもん。」

「、 、、 、そう。」


   ちづちゃんの事

  考えてる事も


 なんでこんなに
    分かるんだろう 

 エッチして
   安心 したかったんだよね 


   、 、 、、。
 


「、、バイブ、入れるね。」


「、 、 、、電気 は?」


「、、消さない。」


「、 、 、、、 。」



タクミは
枕元に置いてあるポーチから
バイブを取り出した。
「脚、開いて。」とちづるを
促し、太めのバイブを
ずんっと入れた。

ちづるは喘ぐ。

それからタクミは
バイブでちづるを突く。

すぐに、
ちづるはイッた。

タクミはちづるがイッたのを
見る。

その後もやめようとはしない。

長い時間、
ちづるを突き続けると
全身にじっとりと汗をかき始める。

タクミは
胸も愛撫する。
ふと思い出す。
ちづるが沢山イッて、怖がった事。

また、怖がればいい。
どこまでも堕ちればいい。

そんな風に思っていた。

ちづるが、3度目の絶頂を迎えた。

それでもタクミは
やめようとはせず
責めるような目でちづるを見つめる。

「 はーー、、   
 ほら、 玩具のがいいって、
 エッチ なんかより  」

  胸のつかえ
      取れない 

  あの日

   喧嘩してから ずっと


 同じ事ばっか 考えてる


「〜っ、 んっ、 、
 でも、 あた し、 はぁ ん
 はぁっ、、、 はぁ
  エッチ が 」


「、 、俺と ?
 セックス したかった?」

「 はぁ、 、 ぁ 
 うん はぁ   ぁ っ  」


「、 、 、、 」


   仲直りして セックスして

 安心 したかった?


  
    でも  俺は


「 、 、はーーー、、
   ちづちゃん 」


「 ? ふぅ  んっ、 、
 ぁあ  はぁっ  ぁ 」


「、 、、聞いて いい?」


  やめとけ

   聞いて どうすんだ


「 〜っ、 んっ ?  
 はぁ な 、、に? ん 」


「、 、 、、。」


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