僅かな希望-2
ちづるは呆然とする。
タクミが言う。
「 っ はーー、、
あれ? なんか量、多かったなぁ
、 、、ティッシュ 」
「 〜っ、 、〜っ、」
タクミは
ちづるのお腹の上の
ねばついた精液を拭く。
トランクスを履きながら
拭き取ったティッシュを
ゴミ箱に入れて呟く。
「キス、後3回だっけ?」
「 、ぇ? 、、ん 」
ちづるは
今すぐタクミとエッチが
出来ない事にショックを受けている
様子だ。
タクミも横たわり、
ちづるを抱きしめる。
頭を撫でながらキスをする。
長い間ディープキスをしてると、
ちづるはたまらなくなり
タクミの肩に腕を回し
がっちりとしがみつく。
タクミには、
ちづるの気持ちがよく分かっていた。
「〜っ、 タクミくん、 」
「 ん?」
「〜っ、、なんで
、、 、
出しちゃったの?」
「、 、 、、。」
「〜っ、 、 、」
「 、、エッチ。
したかった? 」
「、 、、 、ん 」
「、、バイブ、入れてあげるよ?」
「、 、 、、」
「バイブでも、エッチでもー。
そんな変わらないでしょ?」
「、! 、 、、 」
「 んー?」
「 、、かわるよ。」
「 、 、、、。」
「違う、 ものだもん。」
「、 、、 、そう。」
ちづちゃんの事
考えてる事も
なんでこんなに
分かるんだろう
エッチして
安心 したかったんだよね
、 、 、、。
「、、バイブ、入れるね。」
「、 、 、、電気 は?」
「、、消さない。」
「、 、 、、、 。」
タクミは
枕元に置いてあるポーチから
バイブを取り出した。
「脚、開いて。」とちづるを
促し、太めのバイブを
ずんっと入れた。
ちづるは喘ぐ。
それからタクミは
バイブでちづるを突く。
すぐに、
ちづるはイッた。
タクミはちづるがイッたのを
見る。
その後もやめようとはしない。
長い時間、
ちづるを突き続けると
全身にじっとりと汗をかき始める。
タクミは
胸も愛撫する。
ふと思い出す。
ちづるが沢山イッて、怖がった事。
また、怖がればいい。
どこまでも堕ちればいい。
そんな風に思っていた。
ちづるが、3度目の絶頂を迎えた。
それでもタクミは
やめようとはせず
責めるような目でちづるを見つめる。
「 はーー、、
ほら、 玩具のがいいって、
エッチ なんかより 」
胸のつかえ
取れない
あの日
喧嘩してから ずっと
同じ事ばっか 考えてる
「〜っ、 んっ、 、
でも、 あた し、 はぁ ん
はぁっ、、、 はぁ
エッチ が 」
「、 、俺と ?
セックス したかった?」
「 はぁ、 、 ぁ
うん はぁ ぁ っ 」
「、 、 、、 」
仲直りして セックスして
安心 したかった?
でも 俺は
「 、 、はーーー、、
ちづちゃん 」
「 ? ふぅ んっ、 、
ぁあ はぁっ ぁ 」
「、 、、聞いて いい?」
やめとけ
聞いて どうすんだ
「 〜っ、 んっ ?
はぁ な 、、に? ん 」
「、 、 、、。」