SMショー・ガール-1
里子のクラブのボックス席で大沢と里子が話している。
「大沢さん、またあのショーをやりませんか?」
「やりたいね、門村さんに相談してみるか」
「その必要はないんです、私のほうで用意できるんですよ」
「ほう、心当たりがあるのかね?」
「ええ、この店のショータイムに出てる娘なんですが」
「ここのホステスかね?」
「いえ、普通のOLなんですけど、飛び入りして来たんです、もちろんギャラは払ってますけど」
「ほう」
「以前、何度かSMビデオに出たことがあるとかで、かなりのMなんですよ、それも人に見られながら、というのが一番興奮すると言って……」
「なるほど、それは使えそうだな」
「かなりいいと思います、顔も可愛いしスタイルもいいですよ、ちょっと小柄だけど出るべきところはしっかり出て、くびれるべきところはきっちりとくびれてて」
「M性はどのくらいなんだね?」
「表のショーなら全く問題ないです、この後のショーに出ますから良くご覧になって下さい」
「そうか、それは楽しみだな」
「そろそろ私も準備しないと……ごゆっくりどうぞ」
「ああ」