投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

変態学園の日常
【学園物 官能小説】

変態学園の日常の最初へ 変態学園の日常 9 変態学園の日常 11 変態学園の日常の最後へ

第4話 29番日誌C-1

〜 29番の日常 〜


 
――5月○日 、 曇り時々雨 ――

 
 席が隣になってから話しをするようになった23番さん。 今日は彼女が図書委員として『貸出』を担当するらしい。 それを聞いて、何となく私も本を読みに行くことにした。 私にとって初めての図書室利用だ。 本を借りて図書室から持ち出せるようになるのは、Bグループ生に進級してから。 私達Cグループ生は、学園の教材を寮に持ち帰ることもできないくらいだから、図書室で閲覧することだけ許可されている。 生徒手帳にある利用内規は読んでいるから、凡そのイメージはできてるんだけど、やっぱり実際に利用するのは緊張した。

 急いで食事を終え、3Fにある図書室に行った。 既に各学年から1人ずつ、図書委員がカウンターについていた。 受付役だろうか、椅子に座っているBグループ生。 カウンターの上で第4姿勢――いわゆるM字開脚――をしているCグループ生、つまり23番さん。 その後ろでAグループ生が監督している。

 利用者は、まず『利用者名簿』に氏名を書いて押印するんですよね。 私の前に来ていたBグループ生――プリーツ付きの制服で学年が分かる――が上着をたくしあげる様子を見て、私も慌てて乳首をしごきました。 私の番がきたところで『C29』と記帳してから、隣の朱肉を右の乳首に塗(まぶ)し、ポンと三文判を押す。 先輩の様子を見ていて、ちゃんと勃起させておいたので、まあまあ立派な印が押せたんじゃないかな。 

 受付の先輩から『座席カード』を受け取る。 図書室は個別に席があって、自由に本を読むことができる。 自分のブースを確保してから、本棚の間をブラブラした。 蔵書の数は、幼年学校と比べたら、どんだけ〜って感じ。 凄すぎて実感が逆に湧かないです、ここは。 書架に並んでいるだけでも10万冊で、蔵書が更に10万冊、データベースだと桁が3つ違うっていうんだから、今更驚くことじたい変な話なんですけど、やっぱりスゴイんだろうなぁ……。 本の空気っていうか、樟脳っぽい薫りが充満してて、頭が良くなった気分になるから不思議だ。

 本は全て真っ黒なブックカバーで装丁してある。 タイトルは読めないようになっていて、背表紙に凹凸の点字で印刷してある。 背表紙をオマタで挟んで、点字をオマンコ越しに読み取る形式だ。 特に目当ての本はないから、適当に1冊を選んだ。 タイトルは『ソドムの100日』で、いかにも古典的な雰囲気がする。 本を返す時に困らないよう、両隣の本もオマタで挟んでしっかり覚えた。 右隣が『ソドムの99日』、左隣が『ソドムの101日』……シリーズ物かな? 内容は、国語の時間に音読するものと比べるとやや奇抜な設定ではあっても、変態が跋扈する点で同じ系統。

 休み時間の終わりを告げる予鈴がなって、座席カードを受付に返しに行くと、本を借りるBグループ生がカウンターに並んでいた。 目隠しをしてカウンターで股間を広げ、やや腰を浮かせる23番さんの前で、それぞれが持ってきた本を広げている。 気になって様子を伺うと、借りる本の彼方此方を23番さんに擦っていた。 背表紙をオマンコに擦ると、23番さんが本の題名を口にする。 次に裏表紙の上の方を右乳房に押しつけると、23番さんが本の登録番号を口にする。 最後にペロッと舌を出し、貸出カードを舐めてから借り手の番号を口にする、という塩梅だ。 隣の図書委員がそれらの情報をPCに入力し、返却期限を書いたメモを添えて借り手に渡していた。
Cグループの図書委員は、つまり、体で本の情報をメモする装置。 一種のバーコードリーダーということだ。 瞬時に点字を読むのは生半可じゃないだろうし、乳首も舌も、点字を読み取るようには出来てない。 23番さんは、時々言葉に詰まって他の先輩にお尻を叩かれながらも、それでも間違えずに仕事をしていた。 委員の仕事の練習があるっていって、最近昼休みの度に図書室へ行っていたのは、きっとこの日のためだったんだろうな……。 

 昼休みが終わる直前、23番さんは教室に戻ってきた。 ということは、私が図書室を出てからも、どうにか委員の仕事を御咎めなしにこなせたんですよね。 ホッとしました。 お尻は真っ赤に腫れて痛々しかったけれど、どことなくスッキリした表情だった。




変態学園の日常の最初へ 変態学園の日常 9 変態学園の日常 11 変態学園の日常の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前