41.3人目、研修の終了-1
マン子3号……少女は希美にとって特別な子だ。 訓練開始時、おそらく彼女はオナニー経験がゼロだった。 それが、希美の手ほどきで初絶頂を経験し、どうにか初日の猛オナニーをクリアできた。 2日目以降もオナニー下手なのは相変わらずだったけれど、視線は常に希美の一挙手一投足を追いかけ、希美を真似ることでぐんぐんオナニーに習熟して、目覚ましい成長ぶりを見せてくれた。 公平を期すべき指導員助手の立場ではあるが、希美が内心もっとも応援しているのは彼女である。
ただ、そうはいっても所詮10日足らずのオナニー経験、経験の浅さは隠せない。 他の子に比べれば指使いも喘ぎ方も、すべてが初々しくぎこちない。 現時点で最も絶頂に時間がかかるし、オナニーに対する一生懸命さは別として、訓練生の中でオナニースキルは一番下といえるだろう。 いくら事前に『訓練を生かせ』といわれても、実際何回絶頂できるかといえば……よくて4、5回ではないだろうか。 どのみち多寡が知れている。
そんな3号の面接は、いい意味で希美の予想を裏切ってくれた。
「おはいりください」
「……っ」
3号、面接室から届いた丁寧な言葉遣いを受け、慌てて希美を振り返る。 てっきり粗雑に扱われると思いきや、予想外な丁寧さに戸惑っているのだ。 希美は無言で入室を促す。
「し、失礼します」
「おかけください」
「……ありがとうございます」
素直に椅子へ腰かけようとした瞬間、3号はギュッと目を瞑る。
「ふぅっ……あふん!」
3号が腰を下ろしたのは、椅子の背もたれの部分だった。 肌蹴たスカートの裾からは、無毛の恥帯が露わになる。 3号はパンツを穿いていなかった。 いや、厳密にはついさっきまで穿いていたのだが、入室直後に電光石火で脱ぎ捨てていた。
「ちょっ、貴女! 何してるんですか!」
「んっ、んんっ……い、イきますぅっ」
面接官の制止も間に合わない。 全体重を股間にかけ、前後に数回腰を振っただけで、3号の首輪は緑色に点滅した。 緑色、絶頂した証拠に恥を晒す無慈悲なランプ。
「め、面接に来ておいていきなりマスターベーションなんて……貴女、一体何考えてるの!」
面接官が3号の肩を掴んで揺さぶる。 直前に絶頂を済ませた少女は、頬を紅潮させて申し訳なさそうに謝った。
「ご、ごめんなさい。 どうしても、ま、マンズリ我慢できませんでした。 変態で淫乱な、わ、私をどうか許してください」
「許すって……許すとか許さないとか、そういう問題じゃないでしょうが。 面接に来たんならきちんとマナーを守りなさい!」
「あのっ、つ、次から気をつけます! ごめんなさい!」
「まったく……1つも質問しないうちにこれなんだから……ぶつぶつ」
口の中で不平をいいつつ、自分の席に戻る面接官。 背中を見せた今がチャンスだ。 3号は絶頂の余韻でヒクつく膣に、左手で作った握りこぶしを挿入する。
「んうっ……んんんっ」
「え、ええっ!? 貴方……ちょっと!」
押し殺した喘ぎに気づいた面接官が振り返ると、そこには間髪入れずフィスト・オナニーに励む3号の姿があった。
「ちょっとちょっと! 面接っていってるのに!」
「んっ、んっ、んっ……イッ、イッちゃうイッちゃう、イッちゃいますぅっ!」
ドピュッ。 ネバネバで饐えた薫りの白濁液を、陰唇からしぶかせる。 腰が引けたオナニーばかりだった3号とは思えない、積極的な恥晒しだ。
「はっ、ふっ、ふぅっ、ふっ……」
「こっ、これじゃ面接になりません! 帰ってください!」
爪先をピンと伸ばして座ったまま痙攣する3号に対し、面接官はお冠だ。
「さっ、もう帰っていいですよっ」
「ご、ごめんなさいぃ……も、もうイきました。 もう大丈夫です。 ち、ちゃんと面接します。 どうか、もう1度だけチャンスをください」
「そんなこといって……たった十分の間もマスターベーションが我慢できないなんて、はっきりいって貴女は異常です」
「ごめんなさい……い、異常な変態で、ごめんなさい」
3号は何度も頭をさげ、呆れたように面接官が肩を竦めた。