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おっぱい搾乳訓練所
【学園物 官能小説】

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25.うんち熟成-1

 再検査という性質上、少女たちは全員がある程度まで排便技術に習熟している。 検査される技術を再習得できれば合格率はあがるが、検査室ではそうはいかない。 習得時には認められた『排便浣腸』――自分が排泄した便を、再度肛門から抽入し、熟成便で膨らんだ状態を短時間で作りだすこと――は、検査では一切認められないためだ。 あくまで自分の消化管を通じて練った便のみで、少女は検査に合格しなければならない。 従って検査とごくわずかなシャワー等を除いた時間は、全て便を熟成するため当てられる。 机上に固定され、ゴクゴクと飼料を呑み、お腹を意図的に蠕動させて。 カロリーを消費しながら検査に最適な便を育てることになる。

 1日2回の検査。 それ以外は、ある意味すべてが食事の時間。 嘔吐寸前まで生臭い飼葉を詰め込まれ、腐った汚臭が身体を充たす。 もしゲップでもしようものなら、これ以上ない臭いゲップが出来るだろう。 強制的に連結されたホースと、食事を終えたあとに付けられる口栓の理由は、少女たちの口をふたすることで臭すぎる口臭を防ぐためでもある。

 和美がその都度微調整した流動食と、ひなこの密かな補助により、少女たちの検査が進む。


 ……。


 『送便検査』

 一定の排便速度を保つ能力を見る検査だ。 『ぶりぶりマスター』として、即ち機械と接続する生体部品として『細長細い製品』の生産に関わった場合、肛門から繰り出す生産品に生体の太さにムラがあってはならない。 即ち送便に際しては、肛門の穴径を一定に保ち、一定の便圧を維持して排泄する下半身が必要になる。

 いざ検査となると、ベルトコンベヤーに跨った少女は、お尻をコンベヤーにギリギリまで寄せて、静かに排便を開始する。 コツは『静かに、細く、長く息を吐き続けながら排便する』こと。 呼吸と括約筋を同調させ、横隔膜と腸の蠕動を一致させれば、限りなく太さが安定した排便が可能になるためだ。 

 ミリッ……。

 和美の合図に肛門がムクリと隆起して、

 ミチ……ミチ……ミチ……。

 茶褐色の塊が括約筋で絞られながら顔をだす。 押出される様子は、まるで茶色い心太(ところてん)のようだ。 ベルトコンベヤの上に、茶色い棒が伸びてゆく。 やがて、

 ミチ……ミチ……ミチ……プツリ。

 太さにムラがでてしまったのか、落下する途中で便塊が2つに裂けてしまった。 巻尺でひなこが長さを計り、和美に報告する。 最初の被験者は無事に1度で合格できたらしく、いつものように残りの便で膨らんだお腹を抱え、排便スタイルでの待機に移る。

 検査の合格ラインは『同じ太さでの便を1メートルひりだす』こと。 腸いっぱいに糞便を熟成させたとしても、失敗が許されるのはせいぜい2度までだ。 ひなこは便の熟成時に、隠喩形式であれこれ合格するコツを匂わせている。 また、和美が調整した便は、太さを保つのに最適な粘度になっていた。 検査する側の隠れた配慮があったればこそ、少女たちは『1メートルを超える細長い便』の恥晒しが可能になる。




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