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おっぱい搾乳訓練所
【学園物 官能小説】

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24.うんちガス-2

 ここでひなこの出番だ。 既に限界ギリギリまで背伸びしている少女を、更にもう1段無理をさせて姿勢を伸ばすよう促し、そっと身体を傾けてあげて、音便に相応しい態勢に誘導する。 耳元で『姿勢が悪いです。 言う通りにするです』と呟いてあげて、そっと肛門の角度を変えさせる。 

「音の大きさも落ちてるわ。 さっきは『28kdb』。 大きさも注意して、さ、もう1回。 3、2、1――」

 和美がカウントダウンする中、矯正された爪先姿勢に前傾まで加わって、今にも倒れそうな少女。 震える少女の耳元で、

「今度は思いきりです。 おもいっきり屁をこいて、全部恥をかきなさい」

 こっそりアドバイス。 被検体からすると、自分がやってきた工夫と正反対の助言ではあるが、今の体勢であればひなこの方が正しい。 

「――放屁っ」

 ブボボッ、ブウッ!

 一際大きな音と共に、便の残滓まで放射状にまき散らされる。 けれどもマイクの集音部には、運よく一欠けらもぶつからず、しかも大きさは『41Kdb』の好記録だ。

「うーん、やればできるじゃないの。 これなら合格よ。 よかったわね」

 和美の声で、ふわっ、少女の頬に赤味がさした。

「全員終わるまでいつもの姿勢で待機。 余計な音は絶対立てないこと。 いっていいわよ」

 緊張した筋肉の余韻でふらつきながら、少女はマイクスタンドから倒れるように股座を離した。 ヨロヨロと機器の後ろに並び、いつものようにキュッと肛門を締めつけて排泄衝動を抑えてから、屈んだ排泄直前の姿勢をつくる。 

「ひなこちゃん。 次はウン子2号生。 ちゃっちゃと連れてきちゃって」

「はいっ、了解です!」

 少女がいままでいたマイクスタンドでは、ひなこがマイクスタンドを調整していた。 2人目の被験者少女を背伸びさせ、無理矢理お尻の穴を高くしなければ跨げない位置まで上げるためだ。 そうやって少女にとって合格が難しい態勢を取らせた上で、何度か失敗を経験させる。 不合格の恐怖に危機感をもったところで、ひなこが手を貸して合格に導く。 正しい検査体制をとることは勿論だが、少女たちにとって、ひなこへの認識が検査官という『敵」ではなく、自分の合格を助けてくれる『味方」に変えることも1つの狙いだ。

 これから様々な検査があるが、一筋縄で合格できないものもある。 合格させるために検査官側からアドバイスする機会が出てくるだろう。 そんな時、より一生懸命少女がひなこに従うために、ある種の信頼は必要不可欠。 折に触れて信頼は造成しておかないといけない。 とはいえこの研究所の行動すべてはCCTV(監視カメラ)で記録されている。 露骨に手助けし過ぎれば、過度の幇助で和美が罪に問われ、少女たちの合格結果も取り消される。 少女たちに肩入れするのは、あくまで許容範囲の中でのみ。

「3、2、1、放屁」

 ブボッ! ボブーッ!

「3、2、1、放屁」

 ビビッ、ブププッ!

 和美の号令と、下品で下劣な、本来隠しておくべき恥ずかしい音が連続する。 少女たちはほとんどが5回以内で、ひなこのさりげない誘導を経て合格した。 全員が合格したあと、例によってオマルに向け、ありったけの便を排泄する。 その時たるや、ブリブリと飛び散る便に加え、ブゥブゥとひり散らかすオナラのせいで、これまでにない喧噪だった。 自分達の卑しい放屁がもたらした匂いに包まれながら、オマルに鼻を近づけて、クンカクンカ、便臭を嗅ぐ。 くっさくて卑しいウンチを生産し、より恥ずかしく恥知らずにウンチすることを目指す存在が自分たちだ。 『ぶりぶりマスター』を目指す自分の立ち位置を再確認したところで、午前の検査はお終いになった。

 少女たちの排泄地獄、まだまだ始まったばかりである。





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