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尚代
【SM 官能小説】

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-4

 尚代はまだ絶頂の余韻に浸っていた。そのため、手を離すと崩れ落ちそうになるのを、背中から抱え、全身が映る浴室の鏡の前に立たせた。
 男と並んだ自分の顔が映る。腰骨の横から男に屹立が飛びでてるのが目に入り、思わず目を伏せる。
 その伏せた目にふくよかな胸が映っている。
「ふふふ、どうだい。自分の身体は。……オッパイなんか良い形に熟してるじゃねぇか」
 絶頂と浣腸の連続で、尚代は言葉がでなかった。
 男の両手が二つの膨らみに伸びてきたのが目に入る。
「いやぁ、また……」
 男が、掬い上げるように乳房を揉んでいく。頂点に触れ、乳首を捏ねてから、また裾野に戻る。これをしつこく何度も繰り返している。
「ねぇ、止めてぇ。……乳首が擦れて痛いの」
 男は、乳首から手を離した。硬く尖り出た乳首がポロッと指先からこぼれた。
「奥さんよぉ。あるべき所に毛が無くなって、昔の頃に戻った感想は?……毛が生えたのは中学生かな?……いや、いやらしい奥さんだから、ませていて、小学生の頃には、もう毛が生え始めていたな、たぶん。……そして伸び盛りの中学生に頃には、生理がくるたびにグングンと増えていって、その頃から真っ黒のボウボウになっていたんだろうな!」
 鏡に映った尚代の身体は、漆黒の翳りがなくなり、その代わりに暗褐色のポッテリとして縦に割れた女の膨らんだ地肌が顔を出していた。
(恥ずかしいわ……なんていやらしいのかしら。……いつからこんなになったんだろう。昔はもっとピンク色で綺麗だったのに……)
「どうだね、奥さん。声が出ないじゃないか。……なぁ、さっぱりしたマンコに、感慨もひとしおってもんかな。……熟して、男を知ると、こんなにもスケベな色のマンコになるんだなぁ。……まぁ、ピンピンと伸びていた偉そうなひげがなくなった分だけでも若返ったってもんかな?……」
 男は左手で乳房をタワタワと揉みながら、右手をしだいに下へ滑らせていく。
 尚代は鏡の中の男の右手を目で追っている。
 柔らかそうな女の丘の頂点には、尖り出たピンク色の敏感な部分がハッキリと顔を覗かせているのが見えた。
 男に右手は、スッとその部分に伸びていった。
「おやまぁ、奥さん。……女のサネが俺に負けないようにカンカンに飛び出しているじゃねぇか.……まぁ、それだけ見ても、初々しい生娘とはほど遠いけどなぁ。……ははは」
 そう言いながら、男は自分の屹立を尚代の脇腹にパンパンとあてて、尚代を苦しめる。
「そんな言い方……ひどいわ」
「ふふふ、これはどうだ?」 
「ああっ、また……」
 男は、躊躇する間もなく、飛び出している尖りを二本の指でギュッと押し潰した。溜まっていた血液が、スポンジを絞るように体内に戻っていき、真っ赤な尖りが真っ白に変わっていった。
「ああっ、痛いじゃない」
 充分押し潰して絞りきると、今度はパッと指を離す。
「ああっ……いやぁ」
 抜けた血液が一気に流れ込み、前以上にカンカンに膨らむ。亀頭の表皮が薄く伸び、今にも破れそうだ。
 その血流の勢いに、火照った女の中心からジーンと痺れが全身に拡がっていく。
「ううっ……」
「どうだ、たまらないだろう。……この味は、奥さんの細い指じゃ出せないぜ。……ほれっ、いいか、こうして引き抜かれるほど引っ張って……」
「いいぃぃぃ……いやぁぁ……」
 尚代の膝がカクカク蠢く。
「たまった血を絞っていくと……」
 男の太い指の腹で思いっきり先から根元に向かってギュギュギュッと、血を身体の奥に押し戻していく。
「ひぃぃ……」
「さぁ、ジンジン響かせてやるぜ。……どうだっ!」
 パッと指を離す。
 血液が尖りに流れ込んでくる。快感とは異なる痺れが、心臓の鼓動に合わせるかのようにズキズキと全身に拡がっていく。
「どうだ、これで逝ける女はあまりいないようだがな。……なあ、奥さん。結構効くだろう。……それ、もう一丁」
「ああっ、もう……やぁめぇ……ああぁぁ」
 身体を崩し、目をつぶって痺れに耐えている。
「これを毎日やってやると、……ふふふ、女のチンチンがでかくなってくるんだってよ」
「もう、痛いから……よしてぇ。……ああっ、またっ」
「なぁ、奥さん。奥さんのシメジが松茸になってたんじゃぁ、久々に帰ってきた旦那が見たら驚くよな……」
「もう、やめてっ」

 尚代から手を離した男が尚代を横向きにした。
「さぁ、まずは熟れに熟れたマンコにご挨拶してからだ。それから、お尻の処女をいただかなくちゃな……」
「そんなこと……」
「そうそう、旦那にはなんて説明するか、今のうちによぉく考えておくんだね。……ははは」
「ああっ、なにぃ……やめてぇ」
 男は尚代をサッと抱き上げ、寝室へと向かった。
「いやぁ、降ろして……」
 悲しそうな叫び声が浴室に響いていた。


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