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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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タコパの話-3

「 ん、 うん 、、。」

ちづるは気まずそうに
うつむいた。
タクミが言う。

「とにかく、お布団行こっか?」

「、 、、うん。」

2人は寝室に行く。
電気はまだつけたまま、
タクミはドサッと布団に入る。
うつ伏せになり、
枕元に置いてあった茶色のポーチの
チャックをあけている。

ちづるも布団に静かに入る。

タクミがおしゃぶりを
手にして言う。

「これねーー。」

「 、 、 、、。
      ごめん。」

「? 何が?」

「、、せっかく、、
 くれたものなのに。」

「、 、、、。」

「嫌な気持ちになった?よね、 」

「、 、 、、。」


「ぁっ でも、まだ、、
その、捨てるって
  決めた訳じゃなくて 」

「、 、、 ふ 」

「 ? 」

「 ふふっ 
ちづちゃんて、本当
 男心分かってなーい、、。」

「 え?」

「嫌な気持ちに、なってないよ。
 むしろ、、 逆。」

「 え?    ? 」

「ふふっ 」

 捨てようか 
    悩んじゃうぐらい 

 おしゃぶりに
   依存性があるって事は

 むしろ

「テンションあがる。」

「 っ ? 、、 何が ?」

「別にーー。
なんでもない っ 
 ねぇ、ところで今日はさぁ。
 俺の好きな事、
  していいって事だよね? 」

タクミは体勢を変えて
手で頭を支えながら
近い距離でちづるの顔を見る。

「え?」

「さっき。
そう言ってたじゃん。」

「好きな事ってゆーか、、。
 だから、タクミ君が
したいならする。
 したくなかったら、しない。」

「うん。」

「、、いつも、私が 」


  私ばっかり 

 エッチしたがってる気が 

「んっ?」

「っ、 ううん!
なんでもない。
 とにかく、タクミ君の、、
 ぁの 〜っ、、 
 気持ちで、
    動きたいから 」

「ふふっ 本当ーー??」

「、、うん。」

「ふーーーん、、。
  無理してない?」

「ん、。 してない。」

「じゃーぁーー。
    服、脱いで。」

「ぇ? 、、、うん。」


ちづるは布団の中で
もぞもぞと服を脱ぐ。
脱ぎ終わるとふと気がついて、
電気のリモコンを取ろうとする。
すぐにタクミが言う。

「あ、電気は
  消しちゃ駄目ーー。」

「 ぇっ? 」

「電気はつけたままね。」

「、 、 、 、、。」

「下着もー。」

「 ぇ? 、、うん。」

ちづるは、
言われるまま下着も脱ぎ
布団の中で全裸になった。

仰向けになり、
タクミの顔を見て言う。

「、、脱いだって事は、
    エッチするの?」

「んーー、、どーだろー。」

「、 、、、。」

「まだ分かんない。
まぁ、したくなったらするよ。」

「 、、そっ か。」

「ふふっ なんかまた不安そー。」

「っ ううん、、大丈夫。
 今日は、
タクミ君に決めてほしかったから。」


「そーぉ?」

「うん。」

「、、、。

 四つんばになって。」


「 え? 、、、ん。」

「俺の上で。」

「 っ、、 うん。」

タクミは仰向けに寝る。
ちづるはタクミに覆い被さるように
四つんばになった。


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