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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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恐怖心-2

タクミはちづるの身体を
抱くようにしてバイブを動かし
続ける。

ちづるはずっと
親指をしゃぶりながら朦朧とし、
自分が自分ではなくなるような
なんとも言えない不安感で
胸がいっぱいになっていた。

心は不安なのに、身体は熱い。

それを自覚するとますます
不安になってゆく。

どこまでも、堕ちてゆくような
感覚が怖くてたまらない。 


「〜っ、  っ、、ぅ″ーー
 ふぅ 〜っ、、ん 〜っ  」

「っ、はーーー、、まだ、、怖い?
 何回イけるかなぁ、、 」

「 ぅ 〜っ、こわ い 
 〜っ、 ぅ ふぅ、、〜っ 」

「、、俺、居るから
     怖くないよ ? 」

「んっ、、 〜っ  ぅ 」

「 ね?」

「〜っ、、 っ  」

「ほら、、指、ふやけちゃうよ?
もー やめなきゃ  」


タクミはちづるの親指を
口から外す。

しかしすぐに
また指をしゃぶってしまう。

タクミはもう1度指を外して言う。

「駄目? 、、そんなに 
     怖いの?」


そう聞くとタクミの目をじっと
見ながら頷く。
タクミは興奮しながら言う。


「っ、はーー、、
でもほら、バイブ
  吸ってるよ? 分かる?」

「 〜っ、 ぅ っ、、 」

「欲しい欲しい、、って、、。
止まんないんでしょ。
 っはーーー、、、
 ひくひくしちゃって 
     やらしー、、、。 」


「はぁっ、、っ 〜っ、んっ 
ふぅ っ、、ん んん  」

   分かる 

 〜っ、、 でも それが

  怖いの


 どんどん 

 
      堕ちて



  堕ちて 

 
 あたし

  いなく なっちゃいそう



「 ちづちゃん? 」


「 っ、、はーーー、、、
 はぁ ん   ぅ 〜っ、 」


    怖い 



「 、、何回イったんだろーね。
 4回? 5回かなぁ? 
 っ、はーー、、  」
  
  性欲に

 溺れていくのが 怖いのか? 

 でも  それなら

    もっと

        怖がって

     溺れて

 

  俺を求めればいい



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