第17章 百合絵の調教-3
第17章 百合絵の調教(3)
百合絵の流産から数日経った。貧血気味だったが、出血も治まり、訓練には耐えられそうだった。というより,時間が無かった。それに点滴と栄養価の高い食事のおかげで回復も早かった。
訓練再開にあたり、媚薬が擦り込まれ、点滴にも添加されていた。
百合絵の下腹部に出血の痛みとは違う,火照りと疼きが襲ってくる。
「さっ、お腹の子のことは忘れて、また訓練開始よ」
サキが強い口調で叫んだ。時間が無い,焦りの声だった。
「いやっ……無理ぃ」
木馬を見て、百合絵はお腹が痛く感じてきた。嫌なことを思い出すのだろう。頭を振って尻込みする百合絵を山本とレミが強引に木馬に乗せた。
「これで、何も気にすること無く拡張の練習ができるってものね。レミ!軟膏を……」
鐙で足首を固定していたレミが、怪しげな軟膏を指先にタップリと掬って、木馬の腹から手を入れて,百合絵の秘裂に塗り込めている。
「ううっ……ううう」
百合絵は目を閉じ、指の刺激に耐えている。やはり同性ということもあって、女の弱点を見つけ出し、丁寧に塗っているようだ。
「あん……いやぁ」
執拗にこね回すので、女の尖りが硬く起き上がってきた。それでも、レミは続けている。
「あはっ……」
喉が開き、無意識に喘ぐ声が洩れ出てきた。
太いバイブを手にした山本が、まだ終わらないのかという顔つきでレミを見ていた。
嫌がっていた百合絵だったが、目がバイブを早くとねだっている。すでに性欲に負けて、女から牝の顔に変わっていた。
百合絵は、もう2時間近くもバイブを入れられていた。
顔が汗にすっかりまみれ、上下左右に激しく振るものだから、髪が額や頬に貼り付いている。
半開きの口から洩れる喘ぎ声もすでに掠れていた。目が宙を泳いでいる。それでもまだ頑張っているのは媚薬の効果か,女の貪欲さか。
右手は股間に貼り付いたように懸命に鋭敏な尖りをこね回している。オナニーが2時間以上も続いている。左手が時折右手に変わるが、慣れないのか、あるいは満足のいく刺激が得られないのか、直ぐ右手にスイッチした。
バイブを落とさないように締め付けると、逆にバイブの刺激によって何度も下腹部にさざ波が押し寄せては絶頂してしまう女の悲しさがあった。
「どう、山本!……変わったことは?」
ときどきサキが見に来て股間に手を入れてはまり具合を調べている。
「はい、あれから十回以上も落としてます」
バイブはすっかり膣になじんでゆっくり前後できるまでになっていた。ちょっとでも力を抜いて,肉壺を緩めるとたちまちストンと抜け落ちてしまう。
「やっぱりね。最初は太いかと思っていても、二時間もすればね……でも、凄い形相ね」
蜜液もすでに十分で、花びらの下端から糸を引いて垂れている。秘裂の上部の艶やかな黒い翳りは淫液にまみれ、ペタンと柔肌に貼り付いている。
「はあぁん。……ううん」
「あらあら、ご機嫌じゃない。……どう、人前でオナるのもまんざらでもないでしょ……うわぁ、ベトベト……」
「ああ、……いやっ、言わないでぇ……えっ、触っちゃいやよ……だめぇ」
「どれっ……」
サキは百合絵の手をどけ、クリトリスを優しく撫で回した。クリトリスは包皮が捲れ、熱くなっている。真っ赤な亀頭が完全に飛び出して、勃起してカチカチになっていた。
「あらぁ、コリコリしてる……それにしても凄い濡れ具合ね」
蜜液をまぶした指でヌメヌメと優しく表面を擦ると、身体がさらに激しくくねった。
「うふぅ……」
鼻孔が喘いで鼻が啼いた。膨らんだ下腹にさざ波が走っている。
「ううっ……はぁっt!……うぅぅ」
顎が上がり、両膝が左右に開き、馬の背に尻を押しつけるようにしている。下腹部が小刻みに痙攣して、ついに思い切りの声を張り上げた。
「ああぁあ、こんなに感じちゃってどうするのよ。……もっとも女盛りだから無理もないか」
サキがバイブを外しながらあきれた。木馬の鞍から鐙にかけてヌラヌラと淫蜜まみれだった。
毎日の訓練で、バットほどもある太さのバイブを受け入れるまでになり、膣の拡張訓練を終わった百合絵は、いよいよ明後日にロバと交わるための最後の練習をしていた。ただ、毎日のように媚薬が使われていたので、木馬を目にしただけで濡れてくるまでになったいった。
<第17章 百合絵の調教(3)終わり この章つづく>