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華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第11章 尿道責め-5

第11章 尿道責め(5)

「よっしゃ、俺が一番ね。……それじゃ、行きますよ」
 火照りだした秘唇を左手で左右に掻き分け、右手を硬くなった屹立に添えて、秘唇の中央にあてがって、一気に突き入れた。
「あうっ……」
 芳子は、無意識に顎を上げていた。屹立の亀頭部分が挿入されたことが見て取れた。
 男の硬くなったエラの部分がまだ潰れている膣壁を掻き分け、押し広げ、ググググッと奥まで進む。
「うううぅぅ……」
 膣壁が拡げられる快感に、たまらなくなって、思わず喉の奥から自然と声が洩れた。     
「あああっ……」
 子宮口にぶつかり、しだいに声が大きくなっている。
「よし、もう手を離しても大丈夫……」
 手足を押さえていた男たちが手を離した。宙を向いていた両脚がゆっくり布団の上に降りていく。そして強張っていた太腿が緩んで、だんだん左右に開いていった。手は顔の両側で布団を掴もうとしている。
 芳子は自分の意志とは関係なく湧き出てしまう声が悔しかった。
「ああっ……もう、やめてぇ……ねぇ、もういいでしょう。…うふぅっ……」
 ゆっくりとしたリズムで大きい前後動を続けていく。喘ぎがしだいに大きくなってきた。ヌチャヌチャという音が規則的に響く。羨ましそうに男たちが二人を囲んでいる。
「効果てきめんだねぇ……奥さんも、のってきたようだぜ」
 媚薬の効果も相まって、膣壁が急激に締まってきた。芳子の顔が火照って赤くなっているのがわかる。鼻孔が膨らんで、太い息を男に向けて吐いている。
 締まってきた膣口が男の根元を咥えて離さない。男の動きに合わせて出たり入ったり屹立にピッタリ寄り添っている。
「締まってきたぜ。……だめだ、もう我慢できねぇ……逝かしてもらいます」
「ねぇ、やめてぇ……いやだぁ……やめてぇ」
 中に出されることを嫌がる芳子が叫ぶほど、男の抽送がより早まっていく。
 しかし、芳子は意志がまだ残っているようで、男の腰に巻き付きかけた脚を布団の上に降ろした。
「いやぁ、……だめぇ」
「よし、出そうだ……うううぅぅ……」
 男は、もうこれ以上は無理っ、というくらい奥まで突き挿れた。そして二人の恥骨がぶつかり、静止した。
「いやぁぁ……離してぇ……」
 二人の陰毛がジョリジョリと擦れる音がまわりに聞こえてくる。
 溜まっていたこともあろうが、子種の受け渡しの時間が長く続いている。
 男の放出する音が聞こえてきそうだ。
 やがて男は大きなため息と共に、柔らかくなりかけた逸物を抜いた。
 抜けたとたん、二人がかりで芳子の両足を抱え、膣口が天井を向くようにした。
「こうやっておけば、子宮が吸い込みやすくなるってもんさ」
「一発目で孕むかもな」
 確実に受精できるような姿勢をとったのである。
「さて、二番目は俺だ。さて、こんにちは赤ちゃん!私もパパよ!……ってな」
 このように芳子は順繰りに犯され始めた。
 媚薬の効果もあり、二人目の男には。両手を背中に回し、みんなの前で初めての絶頂を披露した。顔をのけ反らせ、貧弱な乳房のてっぺんの硬くなった乳首を男の胸板に擦りつけていた。
 このころには男の腰に巻き付けた脚を降ろすなんてことはしない。反対に男の腰を逃がさないようにからめてくる。
「いぐぅぅ……」
 喉の奥から太い声がでて、震える身体が治まるまで男にしがみついていた。
「ふう……いやぁ、まいった。……マンコの骨が当たって痛い」
 絶頂を迎える際に、芳子は恥骨を男に擦りつけるほど、腰を持ち上げ、のけ反った。
 賑やかだった男たちも、さすがに二巡目になると、口数がほとんど無くなり、交代の際の声がけくらいに減った。
 芳子の絶頂の回数は両手では足りないくらいだった。このころになると、もう性欲だけに支配され、口の端から白い泡を垂らしながら、自ら腰を激しく振って悶え、よがるようになっていった。
 しかし、三巡目を迎えるころには、さすがの芳子も朦朧として、反応も少なくなっていた。男たちの間にも満腹感と疲労感がただよい、ユルユルになった膣の中に萎えかけた逸物を挿れ、子作りの義務感のために苦痛の射精をしている状態になってきていた。
 そんな中、山本と新藤だけは元気で、嬉々として四巡目に突入していった。
 輪姦は延々と続き、解放されたのは夜半過ぎだった。
 ほとんど意識の無くなった芳子は、全裸のままワゴン車で自宅に運ばれ、翌朝は自分のベッドの中で目覚めた。

<第11章 尿道責め(5)おわり つづく>


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