㉖七菜、そして涼子-1
バスローブの七菜が上気した表情で喜々としてベッドに乗った。
「しゃぶれ！」「あなたバスローブ１枚の女とベッドインしても勃起しないの？」
「ああ。訓練したからね。でも自慢は射精をコントーロール出来ることかな。
七菜さんが望むなら何十回でも逝かせてあげられるよ。だから頼むのは君の方だって言ったんだ。」
黙々としゃぶり始めた。みるみる大きく硬くなるのを熱っぽく舐める。
竿をしゃぶり上げ玉を口に含み舌で転がす。完全勃起したのをくわえたまま上目遣いに僕を見る。
目で「もう出来るわよ」と訴えている。くわえたまま誘うようにバスローブを脱いだ。
身体を反転させお互いを舐め合った。延々と続く口腔性交に何度も快感を口にし、ついに根を上げた。
「剛志さんもう駄目。お願いよ。」正常位でハメ大きく腰を使った。
一気に上り詰め大声で絶頂を口にした。「いい気持ちよ。逝くわ〜あ〜あ〜逝く〜逝く。あ〜あ！」
家中に響き渡るような泣き声だ。「七菜。母さんに聞こえるよ。よっぽどいいんだね。」
「御免なさい。あまりの気持ちよさに周りの見境がつかなくなったのよ。あなたは本当に凄い人だわ。」
「２回戦は一緒に逝きたいから我慢するんだよ。」汗ビッショリで大きくうなづいた。
ここからは焦らしのスローセックスが始まる。バックからハメゆっくり抽挿する。
相手が七菜さんだと大抵の男は興奮して一気に昇り詰める。いい女をゲットして激しく腰を振る。
だから初めての焦らし性交なんだろう。ゆっくりと感情が高ぶり絶頂への階段を一歩づつ昇る。
さっき絶頂した高みを超えてさらにゆっくりと昇り続ける。再び泣き声が大きくなり腰がうねる。
「七菜さん、母さんに聞こえるよ。」ふとドアに目を移すとゆっくりと開きだしたではないか。
ドアの隙間から母の髪の毛が見えた時点で視線をそらせた。（母が覗いている・・・）
「あ〜凄いわ。こんなに昇り詰めたのは初めてよ。でも、もう弾けそうだわ。」
「ダメだ。逝くときは一緒だって言っただろ。」我慢させスローセックスを続ける。
腰を大きくローリングさせ最高の快感へ向かい始めたところでゆっくりと引き抜いた。
大声で絶頂を求める七菜の狂乱を母に見せつけ、ペニスの偉大さが母からよく見える位置に移動して
騎乗位を許した。七菜が激しくよがる姿をうらやましく覗いているに違いない。
七菜は快感の嵐が過ぎ去った後「剛志さん、逝かなかったのね。また私だけいい気持にさせて貰ったのね。」
「ああ、どうしても中出ししたい名器の女性を可愛がりたいので我慢したのさ。」母に聞こえるように言った。
ゆっくりとドアが閉まり母が立ち去った後「七菜が可愛くなってきた。もう俺の女だと思ってもいいだろう。
絶対に僕から離れられない筈だ。」「ええ。こんな凄い快感くれたのはあなただけよ。きっと離れられないわ。」
「それじゃ、例のビデオ消してやってもいいが一つ条件がある。」
「あなたが他人に見せるとは思えないけどあんなものがこの世に存在すること自体が恐怖だわ。
貞節な人妻って仮面が簡単に剥がされるくらいなら何でもするわ。」
「七菜さんはいい女だ。君よりいい女はそんなにはいないだろう。条件は君よりいい女を僕に紹介することだ。
そしてその女性と僕が仲良くなるお手伝いをすることだ。明らかに君よりいい女じゃないと駄目だからね。」
「厳しい条件ね。友人を売らないと駄目なのね。少し考えさせて。」
「じゃ、今夜はもう寝よう。僕は自室に帰ってそのビデオを楽しむよ。七菜さんのその時ってすごくセクシーだよ。
特に絶頂に向かう時の腰振りは強烈で見ている僕が恥ずかしくなるくらいだ。」
客間を出てまっすぐ母の寝室にむかった。案の定鍵は掛かっていない、母は僕を待っている。
ドアーを閉めロックをした。防音装置のきいた密室が出来上がったわけだ。
母のすぐ横で全裸になり母の隣に滑り込んだ。寝ている振りをしていたがたまらず抱きついてきた。
母もまた全裸であった。唇を合わせた時から激しく乱れ武者ぶりつくようなキスが続く。
布団を跳ね除け両手で支えたペニスを愛しむようにしゃぶり始めた。
こんな時は言葉は不要だ。いやむしろ邪魔になる。
無言の愛撫が続く。性技に長けた二人の渾身の前技に二人ともあっという間に燃え上がり気持ちが高ぶった。
いつの間にかお互いの性器を舐め合う二つ巴の体位をとっていた。
その体位のまま相手に快感を送るための必死の舌技が延々と続く。
前回は焦らされて絶頂を逃しているだけに僕の感情を損ねないために一生懸命快感を送り込んでくる。
「あ〜もう駄目。お願い。」ついに母が挿入を懇願した。
今回も早速焦らしから始める。亀頭だけ挿入して動かないのだ。
「焦らしは最高の媚薬」「セックスはスローに」「自分より相手」「相手を愛する」
僕が経験から得た極意だ。４つ目にはつい最近気づいた。
肉欲だけの付き合いはなかなか火が付かないのだ。
そしてついに母の腰がゆっくりと動き始める。ひねりながらの卑猥な動きだ。
それに合わせてゆっくりと侵入し亀頭を定位置までもっていき静止させる。
定位置、チン先が子宮口に触れるか触れないかの位置だ。
母の動きがだんだん早くなり膣口が締まりだす。
さあ、来るぞ。耐えなければと身構える。
あれっ、大粒数の子がいない。
理由はわからないが膣逝きを覚えた代償に名器としての機能を失ったようだ。
こうなれば自在に動ける。母を翻弄するのは実に簡単だ。
ズブリと進入し子宮口を撫ぜる。雁で膣壁をまくり上げズリズリと後退する。
母はこのゆっくりした腰ふりたった５回に耐え切れず強烈にはじけた。
もちろん僕もそれに合わせて大量に射精した。