投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

「夏の出来事 5」の最初へ 「夏の出来事 5」 230 「夏の出来事 5」 232 「夏の出来事 5」の最後へ

秘密-1

ちづると隆史がカラオケ店で会った日。

友達とラーメン屋に行き、
帰ってきたタクミは
ベッドに座りながら1時間ほど
テレビを眺めていた。
ポツリと言う。


「 ぁ、、。
   家  か。」

 どうやって帰ってきたっけ

   なんか記憶が ない


 ちづちゃん

  どこで 旦那と
    会ってたんだろう 

 レストラン?

    喫茶店?

  まさか ラブホ ? 

「んな訳、ねーーか、、。」

 あんなに嘘が下手なんだから
  そんな器用な事

 できる訳 ない

「、 、 、、 」

  でも もしかして

 定期的に 会ってたりとか
     してんのかな

 俺が 家に行ってるから
   外で  とか

「、 、、いやーー、、、
 そんなそぶり、、
     なかったし。」 

 ほとんど毎日一緒にいる

 様子が変だったら
   気がつくはずだよな

「、 、、はーーー
    もーーーー、 、、」


タクミはベッドに寝転んだ。
天井を見て、考える。


「、 、、
やっぱり、 ちょーーー
 秘密主義ーーー、、、 。」


   会うな とか

 俺 言わないし
 
 話し合う事も あるだろーし

   なんで いつも

 聞かなきゃ 答えないっつーか
  何も 言ってくれないんだろ

  俺 ちづちゃんの


     何 ?


タクミがそんな事を考えていると、
スマホが鳴る。
タクミはモソモソと気だるそうに
動き、学生バッグから
スマホを取り出す。
ちづるから、
ラインでメッセージがきた。

【今日も寒かったね。
 バイトだったんだっけ?】


「、 、 、、。」

 俺がバイトだと思ってたから

  駅で 旦那と会ってたのか?



タクミは返事送る。

【友達とラーメン屋に行ってた。
   駅の、南口の。】

【そーなんだ(*^^*)
寒い日のラーメンいいね♪】

「、 、 、、 。」


 相変わらず ちょーー鈍感

   南口で 見てんだよ! 


「、 っ、はぁ、、。」


【行っていい?】

【うん(*^^*) 泊まる?】

【泊まる。】

【じゃあ、待ってるね。】


「っ、 はーーー、、 
   、 、 、、、。」

 
 ちづちゃんは

 嘘が下手だし
  聞かれたら 答えると思うけど


タクミは色々と考えながら、
家を出た。
ちづるの家のインターホンを押した。


「夏の出来事 5」の最初へ 「夏の出来事 5」 230 「夏の出来事 5」 232 「夏の出来事 5」の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前