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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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秘密-2

夜の10時。
ちづるの家のインターホンが鳴ると、
すぐに家の鍵が開いた。
パジャマ姿のちづるが、
玄関のドアからひょっこりと顔を出す。
タクミを下まで見ると、ちづるが言う。

「あれ? 制服?」

「 ぁ、、 。」

「 珍しいね。
  あ、入って。」

「うん、、。」

ちづるはパタパタとキッチンに向かい、
やかんに火をかけた。
タクミは部屋にすぐ入らず、
ドアの近くで立ちすくみ
ぼんやりとちづるを眺める。

「、 、 、 、、。」

 いつも通り か。

 そういや、前に旦那が
  物を取りに来たときも

 全然 普通だったっけ

 でも あの時はちづちゃん

 旦那と会っては いなかったよな


「紅茶でいーい?」

「、んっ? うん。」

「? どーしたの? 」

「、ぁーー ううん、 、」

「 ?」

「おじゃましまーす。」

タクミは部屋に入ると、
茶色のソファーに座った。
紅茶を入れているちづるの後ろ姿を
ぼんやりと眺める。

タクミの脳裏に、
駅の改札に入った旦那を見送り、
手を振っているちづるの姿が浮かぶ。

ふと、ちづるが言う。

「美味しかった?」

タクミはハッとする。

「 、、、んっ? 」

「 ? 
 ラーメン、新しいお店?」

「、 、、うん。」

「南口は、
最近ラーメン屋増えてるよねー。」

「、 、、ん、。」

「、 、? 」

 タクミ君

  なんか 元気ないなぁ


ちづるは
紅茶を2つテーブルに置くと
タクミの隣にピッタリと
近い距離に座る。
タクミがちづるの顔をじっと見る。

「、 、 、、、。」

「、、? 
  ぁっ、 ごめん
     近い? 」

「 え?」

ちづるは少しお尻を浮かせて移動する。
タクミと距離を取り座りなおす。
それを見てタクミが言う。

「、、近くないよ。
      遠い。」

今度はタクミがお尻を浮かせて、
ちづるの横にピッタリと
近い距離に座る。

ちづるは嬉しそうに、
タクミの肩に頭を預ける。
紅茶の入ったマグカップを
眺めながら、ちづるが言う。

「、、何か、あった?」

「、え?」

「少し、、
 元気ないみたいだから、、。」

「、 、 、、。」

「、 、 ぁ。
   もしかして、」

「、、え?」

  気がついたか?

 言うか ?


「昨日の事、気にしてる?」

「 え? 」

  昨日 ? 

「私が、嫌な事言ったから、、」

「嫌な事?」

「、、タクミ君を
   嫌いになる夢を、」

「っ ぁーーー、、 
 はい はい、
    昨日の ね 、」


  なんだ それか


「、 、、ふふっ、
   違ったかぁーー。」

「んーー?
     まぁ 、」

「私が原因じゃなくて
元気なくなる事もあるよね?
 学校だって、あるんだし、、。」

「 、 、 、、。」

「無理には、聞かないけど。
愚痴とか、
言いたくなったら言ってね。
聞く事しか出来ないけど、、。」

「 、 、 、、。」

「あ、。
これ飲んだら、お風呂入る?
今日もお風呂、ためてある、」

「〜っ、ちづちゃん ! 」

「 ? なぁに?
  〜っ、 !  」


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