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空手美女の括約筋
【学園物 官能小説】

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空手美女の括約筋-6

6.
「明日にでも、一応レントゲンで見てもらった方がいいな」
 政夫は、涼子をアパートに連れて行き、もう大丈夫だという涼子をベッドに寝かしつけた。

「先輩、ありがとうございました。でもどうしてあんなところに?」
「いや、前にストーカーがどうとか言っていただろう、今日辺り何か起きそうな気がして、後を付けてきたんだ」
「さっき、キスしたでしょう?」
「人工呼吸だって言ったろう」
「嬉しかったわぁ、先輩に憧れてますから」
「何だ、俺のこと好きなのか?」
「もしあそこでやられちゃったら、もう先輩の奥さんにして貰えないって、そればっかり気になって・・・でも助けてくれて、本当によかった」
「俺がプロポーズをする前にOKサインかよ、実を言うとなあ、お前の試合が終わったら、俺もプロポーズをしようと思っていたんだ」
「なんだ、早く言ってくれればよかったのに、一寸遠回りした見たい」

「あのう、さっきの続きしてくださる?」
「なにっ?」
「人工呼吸」

 政夫は、涼子の顔を両手で挟んだ。
 乾いた唇を舌先で湿らせて、涼子の唇をふさいだ。
 緊急手当ての講習で、プラスチックの模型に息を吹き込んだことはあるが、生の唇に口を合わせるのは涼子が初めてだ。
 そっと舌を差し込むと、涼子の舌がおずおずと絡んできた。

 寝巻きの胸元から、涼子のいつもの匂いが鼻腔に漂ってくる。男根がピクッと疼いた。
 襟元を押し開いて、乳房に手を伸ばす。
 稽古着を着ているとそれほど目立たないが、さすがに年頃の娘の胸は、むっちりと地張れをして熟れている。
 乳首を探り、乳房に指を這わせていく。
 
 荒い息使いに、乳房が震える。
 温かいもちもち感は、横浜中華街の肉饅頭を思い起こさせる。
 (うまそうだ)
 


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