空手美女の括約筋-12
12.
政夫は、照れる涼子から身体をずらして、股間に頭を入れた。
目の前に、黒々と恥毛に囲まれた、陰裂が密かに息づいている。
今まで出入りをしていた肉棒に花びらは扱かれ、二人の愛液に濡れて、めらめらと光を反射して蠢いている。その色艶は、さながら取れたて、剥きたての青柳のように淡い肉色で、処女の風情を残している。
政夫は、思わず舌先を伸ばした。
クリトリスを舐め、割れ目に差し込みながら唇に吸い込む。
くちゅ〜くちゅ〜くちゅ〜
「ああっ〜政夫さん〜政夫さんぅ〜あぁっ」
涼子が、政夫の頭を股で挟み、尻を捩る。
舌は、割れ目を押し開きながら、下がっていく。
カツオの出し汁に、淡いカマンベールの香りを加えた匂いが、鼻腔に忍び込んでくる。
男根が、クっと反応した。
涼子が、身体を反転させて、政夫の股間に顔を寄せた。
政夫は股を開いて、涼子の頭を腿に乗せる。
亀頭に生暖かい涼子の舌を感じると、一瞬の間をおいて、男根の根元を唇が咥えた。
「ああいいいぃ〜〜」
政夫は、再び勃起を始めた肉棒を涼子の口に押し込んで、舌先を膣口に差し込んだ。
「ふぐ〜ふぐ〜フグ〜ふぐ〜〜〜〜」
涼子は、鼻で息をしながら肉棒を唇で扱く。
ふぐぅぅぅ〜〜〜
涼子が、足を突っ張って固まった。
(涼子がイクっ)
政夫は、舌先を膣口に突っ込んだまま、動きを止めた。
涼子も、肉棒を吸い込んだまま、身体をヒック〜ヒック〜と痙攣させている。
政夫は、涼子に肉棒を食い千切られはしないかと一瞬不安になったが、程よい絞まりでウズウズと心地よい。
弛緩した涼子の口から、肉棒を抜いた。
股間から顔をはずした。
「政夫さん」
涼子の声で目が覚めた。
「はいこれ〜」
暖かい濡れたタオルが渡された。
「いつの間にか眠っちゃったのね」
そう言えば、昨夜の最期はどうだったのか、ぼやけた頭に浮かんでこない。
選手権大会、打ち上げ会、レイプ未遂事件、二人の愛を確かめ合った至福の時間、忙しい一日だった。