輪姦合宿-3
電気だけは通っているが当然の事ながら、エアコンなどない。
外に出ると少し離れた場所にトイレがあって、その脇と裏手の井戸端にもうひとつ、外灯が燈るだけだった。
道着を脱ぐと全裸のままで井戸端に並ぶ。
汲み上げた冷たい水を簡潔に頭からかぶるためだった。
井戸水をかぶってシャワーの代わりとする。脱いだ道着は炊事場の横に干しておく。
これらは私だって例外ではない。
ここに来れば、何かにつけて男たちの前で素っ裸になる。
それも今年でもう5年も続けていれば、おかしな具合に慣れてしまうが決して露出癖があるわけではない。
汗を流せばもう寝るだけなのだ。ここには娯楽がない。
八畳ほどの蚊帳が備えてあって気休めにこれを張る。布団がないからそれぞれにキャンプ用の断熱マットを持参している。
この中に男5人と女一人がひしめきあって眠るのだから、かなり暑苦しいけど畳の規格が昔のものなので心持ち窮屈さは和らぐ気がした。
朝はまた早いし、初日はほとんどの者が横になるとすぐに寝入ってしまう。
もっとも、そのぐらいシゴいておかなければ合宿に連れてきた意味すらないのだ。
朝起きたら井戸端で顔ぐらいは洗う。
その後で炊事場に行って、汗を吸った道着がどれほど乾いたか確かめた。
少しまだ湿っているけど、いくぶん乾いただけマシだとぐらいに思っておく。
柔道着は畳にすれるので分厚いから、間違っても水洗いなどすれば乾くまで丸一日はかかるだろう。
それからトイレに行くと初心者の田所と小柄な金子がふたり仲良く用を足していた。
むろん女子トイレなどなく、男子用の小便器がふたつと個室がひとつとなっていた。
ウォシュレットもなければ洋式でもない。当然、汲み取り式なので下は覗かないようにしている。
しゃわしゃわしゃわ・・・その音がまる聴こえだけれど、これだけはなんとか堪えたい。
注意深く息を殺して、ここをなんとか耐え凌ごうとすれば雫の音は不自然に途切れて断続的になる。
ぶっ・・ぶぅ・・・あっ出てしまった。もう、止めどない。
おしっこの音も聞かれてしまうし、ついでだからオナラも気持ちよく排泄した。
一緒に出てしまうものはしかたがないけど大きい方を催した場合、願わくば誰もいない時に済ませたい。
用を足すと二人の姿はなかったが、やはり聞こえてしまっただろうか?
・・・だとすれば、二人は音を聞いてどんな反応をしたのだろうか?
案外に寝起きで元気な所をさらに勃起させたりするだろうか?
すでに私は女と見なされてはいないのかも知れない。
言っておくけど、いくら私でも普段から部員の前でオナラなどする事はない。
山頂までは歩いて15分とかからない。
林道は緩やかなカーブを波状に繰り返しながら、やがてなぜか日時計が置いてある広場に登りつめる。
帰りは下りなのでもっと早い。
私は朝から部員たちを登らせた。梁山館の入口に通ずる小道に出て時間を測り、20分以内に戻って来ない者はもう一度往復させる。
昨日は走らせたが今朝は歩かせた。
一番多い者でも三往復に留まる。携帯などもちろん時計は持たせていない。
今朝はまずまずのデキでその後朝食を摂らせて、まだ湿っぽい道着を着こむ。
「そろそろ道着も臭くなるので今のうちに寝技の説明をする。金子、前へ。」
一番小柄な金子と組んで分かりやすく示したかったのだ。
彼は男子にしては小柄で私と10センチほどしか変わらなかった。
「縺れ合って倒れ込む。大事な事はその瞬間に正確な位置を正確な部位で抑え込む事・・・」
金子は抑え込ませるまいとふたりの体の間に右腕を割って入れ、離そうした。
その瞬間に私は腕を取り、体を跳ね上げると金子の首と胸を足で抑え込んで後ろに倒れ込んだ。
ちょうど腕を股に挟んで引っ張るような形になる。
関節を逆に伸ばされ、金子は空いている左手で畳を叩いて「降参」を示した。
解き放つと今度は逆に下から抱きついて左足を右足に絡め、完全に私の身動きを封じようとする。
ちょっとエロチックな態形に観衆は小さく「おぉっ!」と呻く。
空かさず首の後ろから腋の上に回して掴んだ左腕を右腕で絞め込む。
おっぱいが片方、金子のアゴの上に零れ落ちたがここは気にしない。
私の動きを力で封じたはずの金子は首を絞めつけられて身動きがとれない。
身動きがとれないにしても一瞬、転がり落ちた乳首に舌を出したように見えた。
そんな動きだけは機敏なのだろうか・・・
「先生、僕にも教えてくださいっ!」
「自分もお願いしますっ!」
鮮やかな寝技に部員たちは身を以ってそれを体感したいと熱心に名乗り出たが、半分は零れ落ちたおっぱいの功績かも知れない・・・