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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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-6

タクミは優しくちづるの
背中や鎖骨を撫で続けている。
快感に耐えながら、
タクミをじっと見て呟く。

「、ん、、でも、 
 私の過去なんて
  つまんないよ ? 」

「ぇ?」

「ふふっ、、タクミ君は、
私の事、 なんか、、
 買いかぶりすぎって ゆーか、」

「、 、、」

「っ はぁ、 、ん、、
つまらない 人間デス 私、、」

 そうだ 私あの後、
  信也に 何回も
   しつこくメールしたんだ

  いっぱいメール送り続けて

 やっと返信が、
    かえってきたけど


【 返信こないのに、
長文のメールとか普通送り続ける?

  なんか気持ち悪い。

 もう本当、連絡しないで。 】 

 
 あれは 結構

   キツかった


「、、、。

結構、辛い思いしたの?」 

「どうだったかな ? 
   忘れたよ、、。」

「えー? 
ちづちゃん、前に
小学生の頃の事思い出して
 取り乱したりしたんだよ?」

「、 ん、 」

「忘れたって事は
   ないでしょー?」

「、、 、鼻血で、フラれた?
 かも、 、ん、 
  引かれたのかな、 、、
 
 それだけ だよ 。」

「、 、、 。」

 初めてのエッチで
   興奮して鼻血出ちゃった

 で、 フラれた ?

「なんか、ちづちゃんてー、、」

「、?」

「男運、
  ないんじゃない?」

「え、? ん、 んんっ、」

「ふふっ、気持ちぃ? 
 絶対ないよー 男運。」

「普通だと、思うけど、 、。
その人だって、、そんな、
悪い人じゃ なかったし、、」

「、、 、ふーん。」

タクミは、次にお腹と背中を撫でる。
ちづるは、ずっと吐息を漏らしている。
ちづるは少し考えた後に言う。

「鼻血は、やっぱり、 
引いちゃうんだよ
   きっと、、ん っ」

「えぇーー? 
 人によるよ。
  俺は引かないし。」

「それは、 タクミ君は、
はぁ、、 んっ、 
色々、経験してるから、 、」

「、、じゃあ、俺が童貞だったら
 引いてたかもしれないって事?」

「ん、 っ 分かんないけど、 
 そうかも、 、 〜っ、はぁ、」

「っ んーーー、 、、」

  俺が童貞で ?

 ちづちゃんが処女で
  お互い初めてのエッチで 

 ちづちゃんが 
   鼻血出しちゃったら

   
  、 、 、 、 、、。

 

  それ 
     ヤバい
 

「、、やっぱ引かないよ。
  っつーか、燃えちゃう。」

 ってか、俺みたいな男
    普通に いるって

「 ぇ ?

ふふ、、
 はぁ、 ん、、
タクミ君は やっぱり、 、
 優しいね、 、ん 」

「、 、 、 、、 。」 

 いつか ちづちゃんは
       知るのか?

  鼻血に引かない男は

  普通に いる事

   、 、 、 、、。


   それなら

 俺以外の男は
   鼻血は引いちゃうって

 思い込んだままで
      いてもらお

「ちづちゃん、 、」

「 ? 」

「 鼻血は、確かに
    あれなのかなぁ 。

  血 だもんね、、。

でも俺、ちづちゃんが 
  そんな風に傷つくの、
      嫌だな、、。 」

「、ぇ、、?」

「俺の前では、安心してね。
 出ちゃっても絶対
    引かないし、 、、」

「 ぁ、。」

「 キス しよ ?」

「 、ぅん、、」

タクミはちづるにキスをする。
キスをしながら、背中やお腹を撫でる。
ちづるはタクミの言葉をストレートに
受け止め、嬉しさが溢れる。
タクミは、胸の奥に少しだけ
罪悪感がした。

 ちづちゃんが 傷つくのが
    嫌 だって ? 俺

 また嘘 ついちゃった 

  俺  やっぱり

 最低男かも


「ん、んんっ、 タクミ、君 !」

「んーー?」

「もう 〜っ
 撫でるの いいよ、 、」

タクミはキスをやめると、
ちづるをじっと見る。
ちづるは、赤い顔をしてうつむく。

「ぇーー?なんで?」

「〜っ、 、っ、」

「ふふ、 、、
我慢できないんでしょー?」

「んっ、 
  ぅん、、〜っ、 」


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