リストラ女王様-1
会議室の窓際に、専務の高倉は人事課長の浜崎が呼び出されていた。
「君の職場にいる永井結花をリストラの候補に入れてくれ。勿論、君の部下であるから君の口から説得するように」
「永井をリストラですか?何か問題でもありましたか」
「何も無い。今の時期を外すとリストラは出来ないから多少は会社もリスクを背負わないと周りに示しがつかないでしょう」
高倉は、煙草を灰皿に揉み消すと 会議室から出て行った。
浜崎は、永井結花を会社の帰りに食事に誘った。
「課長がこんな店に出入しているとは知りませんでした。素敵ですね」
「食べながら話そうか。来月から内の会社もリストラが始まる。明日は我が身と言う事だ」
「でも、希望退職ならかなり優遇されるのでしょうか?」
「勿論だよ。明日には社内放送で希望退職者の公募を集うよ。そして最後に人事課も大幅縮小だね。その中に僕も入っているかも知れ無いな!」
次の日、結花が出勤し更衣室のロッカーには封筒が入っていた。手紙には、
『貴方をヘッドハンティグのお誘い。つきましては、今夜お時間がありましたらお会して給料などをご提示します。知性のある貴方にはぴったりの仕事で高収入です。電話はこちらから差し上げます』
あまりにも、タイミングの良い誘いであるが胡散臭い匂いがした。昼休み、課長を屋上に誘い出した。
「課長。怪しげな事してない?」
「何の話しかな?昨日の話しで不満でも」
「これに覚えはありますか?」
結花は今朝ロッカーにあった手紙を課長に手渡した。
「今、流行りのヘッドハンティグね。貴方が決める事ですね。会社は関係無いよ。でも、決めるのは貴方です」
「本当に」
「貴方次第です」
課長はきっぱりと言うと結花を後にした。
結花は、夕方に電話をかけて待ち合わせの喫茶店に行った。しばらくすると、40歳前後の男が声をかけて来た。
その40代の男性は伊川正と言い名刺を渡した。物静かに話す言葉と裏腹にかなりきつい女王様の話をした。
「私がそれをやるとどうなるの?」
「条件ですか?かなりの待遇があります。先ずはマンションの提供、肩書きは旭山クリニックの社長秘書、手当ては月50万円です。年収は八百万円程度になります」
「私はそんな経験もありませんけど大丈夫ですか?」
「ご心配は分かりますが、退職の手続きが終り次第ある人から教育を受けて貰います。貴方が一人前の女王様になるように」
伊川は、鞄からCDを取り出して永井に渡した。
「これは?」
「貴方のなる女王様の見本です。それと、お世話になるナオミ女王様のホームページの案内です。貴方の決心が着き退職されたら、当面の生活費をお渡しします」
結香は、伊川との話が終るとタクシーを拾い、直ぐ様自宅へ帰って行った。自宅へ着くと、伊川から渡されたCDをパソコンに入れナオミ女王様のホームページにアクセスした。
ナオミ女王様のホームページは、たくさんの奴隷達の写真を掲載し、緊縛の基本も掲載してあった。
結花は、興味津々に見入って入るうちに火照った秘壺をパンティの上から触っていた。熱く恥汁がパンティを濡らし椅子の上に染みを付けていた。
結花はサイトの動画をダウンロードすると、 ナオミ女王様の個人的奴隷であろう若い男が四つん這いで女王様に挨拶をした。しかし、女王様は男の頭を踏み付けて、もう一度挨拶をやり直しさせると、儀式みたいに男の首に首輪を掛けた。紅い綿縄を取り出し、男を立たせると、背後に回り両手を後ろに組ませると縛り始め、男を回しながら上半身を縛り、天井から吊されたウィンチのフックを縄に絡ませると、ウィンチのスイッチを入れ、男を吊り上げた。両足を足枷で固定すると、干物みたいな格好となった。
女王様は、九尾鞭を持ち男の前に立つと、すでに男の男根は勃起しパンツはテントを張っていた。