リストラ女王様-10
品川駅の北口を出ると、地下街を通ってビルの最上階に上がり、メルヘン屋と言う会社の扉を開け部屋に入った。中は、街のショーウィンドみたいに、ガラス張りで衣裳が飾り付けてあった。玲子は、よくあるコスプレ屋と思ったが、奥に進むに連れ電動バイブ、SM道具等が展示されていた。玲子は恥ずかしい思いをしながらも繁々と見入っていた。それを察した結花は玲子に
「欲しい物が有れば買ってあげるけど帰りは買った物を着ける事」
玲子は首を横に振り結花に寄り添う様に歩きだした。結花は、ガラス張りの端に掛っている品物札を手に取り、矢次早に迷路みたいなショーウィンドを駆け抜けると、無人の精算所に品物札をカプセルに入れ透明なプラスチックの半円形カバーを締めた。横の回転扉が開くと、結花が注文したであろう品物が出て来て、インターホンから女性の声で『この商品に間違いありませんか?』とアナウンスが流れ、結花は無言でYesボタンを押した。
メルヘン屋を出ると、真っ直ぐに帰り自宅近くの駅に着くと、夕食の材料を買い家路に着いた。
「夕食を食べたら、買って来た衣裳を見ながら明日の打合せをしましょう。明日は大変だけど失敗は許されないから」
二人は、材料を切りサラダボールに盛り付け、テーブルにはガス台に土鍋を乗せスープを入れ、火を点け沸騰させると具を入れ、蓋をして暫くすると食べ始めた。食べ終ると、結花は風呂に入り湯船に浸かっていると、更衣室から玲子の声がした。
「結花様。お背中流します」
「気が効くわね。それとも昼間の行為が忘れられない。とにかく入って来て」
玲子は、タオルで体を隠し頭にはタオルで巻き現れた。
「そんな格好だとやっぱり女ね。でも。お風呂上がったら男を見せて。とりあえずその椅子に裸で座ってソープごっこで前戯しましょう」
椅子は、かなり大きく真ん中が凹んでいるスケベ椅子であった。結花は、玲子の体を石鹸で泡まみれにし、乳房と股間でマッサージを始めた。
玲子に泡踊りが終ると、シャワーで洗い流し湯船に入って体を寄せあい、自然とキスをして互いに乳房や局部を愛撫した。愛撫が終り、湯船から上がりバスローブを羽織、結花の部屋のベッドに座ると玲子の方からキスを求め、結花をベッドに寝かせバスローブを捲り、結花のクリトリスを舌の先を尖らせ舐め回し、次第に秘壺から火照った温かな恥汁を流し、指で秘壺を開かせると玲子は男根を沈め、結花に体重を掛け無い様に腕立てをし、男根を動かし腰を振り続け、自然と結花の足は玲子の腰にまとわり付き、吐息とも鳴き声ともつかない声を上げ、人指し指を口にかけると絶頂に逝った。
「あぁ〜、あっ。いくぅ」
結花は、体全体の力が抜けた様な声を上げると、力を抜き切ったのか大の字になり果ててしまった。
「良かったですか?」
「とっても。最高に良かったわ。でも、玲子ちゃんは往って無いから私がサービスしてあげる」
結花と玲子は、夜遅くまで楽しみ添い寝して朝を迎えた。
朝、井川の電話で結花は起こされた。気がつくと8時を回っていた。結花は、玲子とともにベッドから起きて朝食と風呂の準備をした。朝食を食べ終る頃に、玲子が湯船の湯加減を、見に行き少し熱目にしていた。
「もうすぐで初めのお客様が来ます。昨日の打ち合わせ通り頑張って下さい」
結花は、玲子を裸にして男根をスポーツ用テイピングテープで固定し、白いTバックのパンティを履かせ、白いレースの淵取があり胸にはレースでハート型に刺繍された黒色のエプロンをつけた。
しばらく休んでいると、玄関のチャイムが鳴り、旭山クリニックの医者西川ヒロオが来た。玲子は玄関口で出迎え風呂場に案内し、西川の洋服を脱がせ浴室に一緒に入り、スケベ椅子に座らせ、体をスポンジで洗い、エプロンの上側を吊している紐を外し、乳房を露にして、結花からして貰った様に泡踊りした。泡踊りが済むと、シャワーで洗い流し、脱毛スプーレを振掛けた。
脱毛スプーレを振掛け、5分ぐらいそのままの姿で西川はスケベ椅子に座り、玲子が洗い流し首から下の体毛が抜け落ちた。
「ご主人様、お疲れ様でした。湯船に浸って体を温めて下さい」
「ねえ。裸になって一緒に入ろう」
「ありがとうございます。でも、旦那様がいますので。Bまでならお付きあいしますけど、結花女王様のプレーが終わってからですね」
玲子は、西川の言葉を一笑すると、更衣室で西川に着せる衣裳を用意していた。体を温めた西川は、裸で更衣に来ると玲子が体を拭き、胸と股間が開いた豹柄の全身タイツを着せた。